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久しぶりに[パインレークカワセミ]へ行きました(2005/6/25)
6月25日、4年ぶりでしょうか、カワセミに行ったのは。隣の鹿留湖には幾度か行っていたのですが。今回は大型マスを狙って新パターン[ラバーレッグ]のテストです。前回の[すそのフィッシングパーク]で一応の結果が出ているので[カワセミで総仕上げ]でした。到着は開場の6時を少し過ぎてすでに十数人の釣り人が思い思いのポイントでキャストしていました。とりあえずレストハウス前でロッドを準備し[Green]を結んで第一投。着水直後、一発ヒット!大きくジャンプし一気に潜るのを慌てず騒がず落ち着いて取り込んだら50cmオーバーの大物。一発目の大型に気分良く写真を撮ってリリース。ちょっと横に位置を変えてキャストで2尾目がすぐにヒット。少し小さくなって40cm台。その直後にもう一尾。これは30cm台。3投で3尾に気分は最高「今日は絶好調だ」等と期待したのだがそれからが良くない。近くにいた釣り人から「そこは釣り禁止ですよ」と声を掛けられ、周辺を見ると「この付近は釣りをご遠慮下さい」と表示されていた。岸沿いに廻って来ると見えるのだが横から入ったので全く気が付かなかった。場所を移動したら先行者が何度もキャストしたところは全く反応が無いし、釣り始めた頃には幾つか見られたライズが時間の経過と共にどんどん数が少なくなっていく。鹿留川沿いを先行者の間を縫うように一番奥まで様子を見たが反応が鈍い。仕方なく対岸の山側へ移動。ドライの特性で「着水後5秒以内に反応がなければフライの周辺には食い気のあるマスはいない!」と信じているが、どこに落としても瞬間の反応は鈍いので、マスの回遊を期待して落ちてから暫く待つことにした。後ろを気にしながら岸近くを横に順にキャストし、次に少し沖目を狙い、沖に向かってキャストを繰り返し[カワセミの標準サイズ]をポツポツ釣り上げることが出来た。ところが場所によっては着水直後に小さなライズが頻繁にある。水面を注意深く眺めると10cmほどの小型がフライに飛びついてくる。[カワセミ]にこんな小型は居なかったはず・・、と思いながら気が付いた。この小型は超大型のための餌ではないか?。餌なら納得できる大きさのニジマス。それがたまにヒットするが狙いが大型なので手加減しないで合わせてしまうものだから幾度も後ろに飛んでいった。6時半から昼食の12時半までポツポツ釣れ続いて何とか21尾。ほとんどが40cm前後の「カワセミサイズ]だったが3尾ほど50cmオーバーが混ざり、10cmのチビも3尾釣れた(笑)
昼食後は日差しが強く照りつけるし、ダブルハンドによる遠投が繰り返されたためかライズは殆ど無くなってしまった。今回は[ラバーレッグ]のテストだから、水面への反応が無くてもフライを交換することなくじっと我慢で振り続けた。たまに出るライズも単発で狙いが定まらないし、水面近くをゆっくり回遊していて超大型は水面には無反応。それでもしつこく待っていると、ゆっくり近寄ってきた中型が突然素早く動いてフライに食いついてくれる。水面にマスの姿が沢山見えるところを重点的にキャストするがいつの間にか姿が少なくなっていく。場所を変えて、距離を変えてあちこちキャストを繰り返しポツポツヒットが続いた。遠目にキャストしたとき横から飛びついて一気に走る大型とも出会い火傷を心配しながらスプールを調整し取り込んだこともあった。60cm近い大物だった。フライのカラーは朝一番に[Green]それから[Black]次に[Brown]と順次交換していき夕方に[Orange]になった。どの色も反応は良く大型混じりで釣れたが最後の[Orange]では沖合で大型がヒットし、一気にラインを引き出していったが40ヤードほどラインが出たところでランニングラインを切られてしまった。水面を遠ざかっていくラインを虚しく眺めていた。予備のスプールに取り替え「フローティングラインだからどこかに浮いてくるかな?」と岸辺を一回りすることにした。対岸の島陰に着いたとき水面に見慣れたカラーのラインが漂っているのを見つけた。すぐ横にいた釣り人が「魚がまだ付いてるみたいですよ」と教えてくれ、慌ててラインめがけてキャスト。上手くラインを引っかけることが出来、竿無しで魚と直接の綱引き(笑)ティペットを切られることもなく無事取り込んだのが右の53cm。
それと今回気が付いたことだが、新作のラバーレッグのフックはいつものドライ用よりも太いものを使っている。その為かフッキングしてからの途中のバラシが非常に少ないのです。やはり[ワイヤーの細さも]バラシの原因の一つみたいです。朝6時半から閉場の7時半まで中休み1時間で12時間釣り続け合計41尾。50cmオーバーが6尾混ざって何とか納得のいく釣果になりました。釣果の一部を[ドライで鱒を釣る]の[釣果写真集]にアップしました。ご覧下さい。


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