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ついに踏み込んでしまった[エデンの園](2006/1/8)
1月8日、出かけるのが少し遅れて二子に到着したのは1時過ぎ。どなたもいらっしゃらないようなので迷わず[禁断の地]へ。途中で餌釣り人に出会い横を通り越して上流へ。ところが藤澤さんが既に奮闘中。静かに土手に登り上空から観察。前回は流れのあちこちに居たコイの姿はなく彼もまだ釣果無し。どうもすれ違った餌釣り人が先に入っていたようだ。対岸上から眺めるとコイは左岸の鉄板の真下に集まっている。藤澤さんにコイの居場所を伝え複雑な流れの中から1尾ゲット。藤澤さんと入れ替わり既に様子が判っているから難なく1尾目をゲット。ところがそれを最後にコイは川底のテトラの間に入り込んで警戒モード。このポイントの直ぐ上流には未だ踏み込んだ事のない[エデンの園]がある。両岸が垂直で写真を撮る場所がないと諦めていたが小さな砂利場を見つけたので[ちょっと様子を見ようかな?]と踏み込んでしまった。対岸から藤澤さんがコイは左岸寄りに居るとの情報。右岸の際からロールキャストしてみたが届かない。仕方なく流れに数歩踏み込んで斜め上流にキャスト。うまく左岸際にフライが落ち直ぐに食いついてくれた。場を荒らさないように素早く取り込み対岸に[交代]の合図を送るが[続けて、続けて]と身振りの返事。それじゃお言葉に甘えて、とキャスト。で直ぐに次をゲットし[交代]の合図にまたしても[続けて]。また甘えてキャストで直ぐに釣り上げてここで藤澤さんと交代。彼も一投目のフライ着水直後に今日の2尾目を釣り上げたがそこで反応はストップ。その後彼は本流で1尾追加し合計3尾、私はそのまま釣り下って1尾追加で合計5尾。厳しい二子で連続5尾以上は嬉しいがいつまでもここで釣れるとは思えない。早くすばらしいポイントを探し出さないと・・。
lineおまけ
流れを横切ったポイントの釣り方
右の流れは上流に落差40cmほどの人工の段差があり流れは川幅一杯に広がっているが両岸際には流れの影響を受けない部分がありコイ達が集まっている。対岸からこの狭い部分を狙ってフライを落としても中央の流れが途中のラインを引っぱり着水直後からドラッグが掛かり始める。そのまま下流に流れて行けばコイの食いく[予測ポイント]に調達するはずだが、ドラッグのためポイントを逸れてしまう。この様なポイントでは始めから[予測ポイント]をダイレクトに狙って対岸にフライをぶつけるつもりでオーバー目にキャストしティペットにスラック(弛み)を作ってフライを落とす。流れが途中のラインを引っぱっても先端部の[弛み]が無くなるまではフライは自然に漂ってくれる。弛みが多すぎた場合は少しラインを手繰って量を調整するといいが、コイはマス類と違って着水直後に食いつくことは少ないので少し多めに弛ませた方がフライが漂う時間を長くキープすることができる。


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