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10,000尾記念マス釣り大会(2006/10/1)
10月1日、コイ一万尾を記念して二子のコイ釣り仲間と一緒に[うらたんざわ渓流釣り場]に行きました。私の目的は新作[メイフライ]のテスト。これに集中できると思っていたら娘が「川へ行きたい。釣りがした」と言いだした。それじゃと言うことでカミさんも一緒、息子も一人同行して突然の家族サービスになってしまった。コイ釣り仲間は渓流好きの面々で[行安さん、徳永さん、土屋さん、奥坊さん]の4人。二子で合流して一路うらたんへ。到着後釣り始めたのは朝8時。で、最初にやらなくてはいけなかったのは初心者達に釣り方の手ほどき。フライを始める前にやっていたルアー釣り(渓流なのでスピナーがメイン)から始めた。釣りというものが始めての娘の旦那さん「大ちゃん」と小さい頃に一度やっただけの娘に投げ方を教えた。以前の経験で渓流の管理釣り場なら誰がやってもすぐに釣れるはず、と高を括っていたがこれが大間違い。まったく反応しない。水中にはいくつもマスが上流を向いて流れに漂っているのにスピナーは全く無視。無視するだけでなく横を通ると避けて行く。もうこうなったは半分意地になり二人に付きっきりで落とすポイントを指示するがまったく釣れない。その内少しは経験のある息子がイワナを釣り上げた。横を見るとすぐ上流で行安さんが連続でヤマメを釣り上げている。慌てて横に行き「フライは?」と聞くと「さっきもらったメイフライ」との事。その時判ったのだがマスたちは石で堰き止められた流れの広いプールの方ではまったく反応しないが石の間からの流れ出しの浅場では凄く反応がいい。どうもプールは朝からルアーの洗礼を受け警戒モードになっているようだ(6時オープンだから)。初心者達にそんな浅場を狙うように指示するが思うところにルアーが飛んで行かない。悩んでいるところに横からカミさんが「針が出ていかない」と情けない声を出す。セットしておいたロッドからフライを外したとたんにフライがトップガイドまで引き戻されてしまう。カナダでガイドに付きっきりの釣りしかやらなかったから自分ではまったく何もできない。ただ、ロッドを降ることだけ。しかもラインを送り出すなどは無理で決まった長さのラインを前方に振るだけ。それでも辛抱強くキャストしているから時々釣れる。しかし初心者組はまったく釣果無し。まっ、無理もないか。魚の習性も水の流れ方もまったく判っていないのだから。「ここに立って、あそこに投げて、ここまで引いてくる」と指示してやっと自分の釣りが・・、と思った瞬間「引っかかった〜」である。新作のテストどころではない。初心者にも見やすい[ラバーレッグ]を付け「ここに落として流れの載せて・・」と言ってちゃんと食い付いてくれるところを見せる。そんなことを繰り返している内にお昼になってしまった。昼食が凄かった。まず、一万尾記念の垂れ幕を広げた前でシャンパンを開け全員で乾杯。豪華な食材に目移りしながら生憎降り出した雨にもめげず優雅な一時を楽しんだ。昼食後、経験者たちは上流の[ヤマメクラシック]へ行き、初心者たちは無謀にもフライに挑戦。ルアーにはまったく反応しないのでとりあえず落とせば食い付いてくれるのではないかというビギナーズラックを頼みの釣りが始まった。フライは確実に浮き見やすい[ラバーレッグ:オレンジ]で始める。しかしこれも無謀だった。まず、ラインが前に飛んで行かないで目の前に団子になって落ちる。「後ろは11時で止めて前は2時までで止める」を繰り返し時折前方に行くようになったがそこに食い付いてくれる魚が居ない。運良く水面に水しぶきが上がってもそれは魚の反応だと理解できないようだ。「あっ、今のを合わせないと」「合わせる?何?」万事この調子。初心者達は何とか前にフライが落ちるようになったので好きなところで釣るように指示して今度はカミさんの様子を見に行く。こちらは一応フライの経験者。ガイドのマイクにキャストを教えてもらっているから一定の距離なら何とかなる。下流から上流斜めにキャストしてドラッグが掛かり出すまで同じ所を飽きることなく攻め続けている。「少し場所を変えたら?」と言うことで移動したが反応は余り良くない。その内私のうるさい指示がいやになったのか「ちょっと休憩」と言って車に戻っていった。あ〜、やっと自分の時間が来た!と喜んでキャストを開始し流れ出しの浅場で連続ヒット。そこへ娘が「釣れた〜?」とやってくる。「あそこがいいよ。あの石の左側」と指示して投げさせたがせっかくのライズに反応できない。結局初心者二人は最後まで釣り上げた魚に触ることが出来なかった。始めての釣りにこんな難しい釣り場(私も知らなかった)釣れてきたことを後悔している。今度は良く知っている釣り場でリベンジだ〜。
同行の経験者の皆さん、色々お世話を掛けました。そして豪華な食事と多彩な差し入れを有り難うございました。暗くなるまで待っていただき本当に有り難うございました。今度はもっと上手になった彼らとご一緒下さい。
頂いた多くの写真を別ページに配置しました。ご覧下さい


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