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始めてのマス釣りで大物を次々に(2007/1/21)
1月21日、久しぶりにスソノFPへ行きました。同行はいつものいないなさん、そしてマス釣りは始めての木村さん。そしてミッヂのエキスパートのゴリ松さん。雨の予報にもめげず一路すそ野へ。到着はオープンの10分前で予定通りでした。皆さんにお試しいただくフライを渡して「マスの口に掛かったフライのアップの写真をお願いします」と言って気が付いたのは自分がデジカメを忘れたこと。「あ〜、なんと言うことだ!新作のテストにデジカメを忘れるなんて」。気分は一気にブルーに。それでもいつもより少な目の釣り人を見て、快調な釣りが出来そうな予感がした。ゴリ松さん、いないなさん木村さん、私と四人並んでキャスト開始。最初にいないなさんがヒット。続いてゴリ松さん。しばらく経って木村さんも初ヒットした直後にいないなさんが二尾目をヒット。快調な出だしでした。私はまず最初に試したのは、王禅寺では全く反応の無かった[メイフライ]。テール3本をボディに埋め込み、ウィングも新しい素材を試してみた。ところが全く反応しない。マスの反応はちょっと鈍いがそれにしても全く反応してくれない。「また後で試そう」と[ラバーレッグ・ミニ]に変更。王禅寺では一番の当たりフライだったから自信を持っていたがこれが予想外に鈍い。やっと一尾目が釣れたのはいないなさんと木村さんがダブルヒットをやっているときでトリプルになりました(笑)。しかし反応はそこまで。フライの周辺でマスの動きは見られるが見切りが激しくなかなか口を使わない。「反応が鈍いですね〜」とぼやきながらフライエリアの左側、まだ人の歩いていない側に移動。マスは岸際に集まり水面に反応している様なのでその近くに落としてライズを待ったが反応なし。そこでフライを暗い色の[ダークブラウン]に変更。すると一投目で飛びついてきた。しかし後が続かない。皆さんはどうかな?と見るとそこには誰も居ない。みんな上のクリアーポンドに移動したようだ。追いかけるようにクリアーポンドに行ってみると木村さんが大物と奮戦中。やっとこれを取り込んで笑顔で記念撮影(上)。並んで釣っていたゴリ松さんに様子をお聞きすると「ミッヂは反応いいですがドライシェイクを付けてハイフロートにした方がもっといいですよ」と貴重な情報を頂いた。いないなさんはポンド左奥にいて快調に釣っているらしい。直ぐ横に行き「どうですか?」と聞くと「ピンクがいいですね」との事。ポンド奥の崖際で落ち着いているマスたちが快調に反応している。いないなさんの横に入れてもらって二人並んでキャスト。同じ[ラバーレッグ]だとダブルので最初に反応の無かった[メイフライ]でキャスト。これは良かった。崖際の石との間に落とすとフライに向かってマスが移動してきて水面に鼻先きを出すようにして食い付くがなかなかフッキングしない。それでもやっとフッキングしこのフライでの初物を釣り上げることが出来た。隣にいたいないなさんに写真を撮ってもらい「よかった。これでHP用の材料が出来た」。同じフライで続けて63釣り上げたところでカラーチェンジ。[Tan]から[Dark-Brown]そして[Dark-Olive]と暗い色を選んでみたが反応が今一。結局[Tan]に取り替えて3尾追加。今度はミッヂにしようと思ったところで、頼んでいたBBQの時間になったのでランチブレイク。時間の経つのも忘れ繰り松さんの「ミッヂ裏話」に花が咲き、気が付いてみれば2時近く。午後も上のクリアーポンドに行き午前中と同じ左の崖前を狙う。ところが一番奥しか空いて無い。一番奥は直ぐ後ろまで山が迫りバックキャスト出来ない。仕方なくロールキャストで振り続けたためか翌日は背中が痛くて(歳だな〜)それでも快調に[メイフライ]で釣果を伸ばしたところで[ミッヂ]に変更。ロッドもミッヂ用に持ってきたカミさんの#3セット。ゴリ松さんのアドバイス通りフロータントを付けてキャスト。期待通り直ぐにマスが反応しフライに水しぶきが上がる。優しく合わせるとマスは一気に池の中央に走り出す。ラインをしっかり掴んで走りを押さえようとした寸間、フッと軽くなりバラしてしまった。フライを確認すると針先が伸びている。掛かり場所が悪かったかな?と考えながらフライを交換して再キャスト。同じポイントで直ぐにヒット。ところがこれもヒット直後にバラし。フックは同じように伸びている。それでも[掛かり場所が・・]と考え同じフライを付け直してチャレンジしたが結局その後も4尾バラしてついに諦めた。ミッヂに慣れていないためなのかフックが細すぎたのか・・。ミッヂはボディをスリムに見せるために1.8mmのフローターを作った。しかし1.8mmは浮力が弱くフックを出来るだけ軽くしたかったので細い物を選んで。この細さが途中バラシの大きな要素としか思えないから少し強いフックに変えなくてはいけないようだ。ラバーレッグミニは先の王禅寺でもそれなりの結果が出ているので次は、以前作っていて少しマイナーチェンジした[ホッパー]のテスト。カナダ用に作ってて使わなかった#6から始めたがさすがにこのサイズは大きすぎたのかライズはするがフッキングしなかった。次は#10。これもフッキングが悪い。#12になってやっとヒット。最初はグリーン、次にTan、そしてオレンジとカラーチェンジしそれぞれ結果を出してくれた。次は[ストーン・ダーク]の#12。これもちゃんと釣れたので[カディス・ライト]にチェンジ。これも反応が良く大型が2尾。その頃辺りが少し暗くなり始めたし、ポイントの反応も弱くなったので池のセンター付近で釣っていたいないなさんの所に移動。「釣れますか?」と聞くと「この前にたくさん居ます。反応もいいですよ」と言う情報。見ると岸辺に排水の土管がありその周辺の水面に泡が集まっていてその下でマスたちが蠢いている。水面のライズを見つけそのすぐ横に付けたままだった[カディス・ライト]を落とすと直後にライズ。時間は5時ちょっと前で辺りはどんどん暗くなって行くがライズは途切れずまさに入れ食い状態。普通なら暗くて水面は見えない時間だが対岸の崖に照明が当たり素の明るさが水面に映ってライズがよく見える。岸から3mほどの距離の左右に出るライズを狙ってキャストを繰り返し短時間で13日の釣果。しかもフライは交換せずに。釣り終わってみると「こんなフライで良く釣れたな」と感心するくらいボロボロになっていた。


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