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切られた、切られた、8回も(2007/9/29)
9月29日、先週に続いて浅川へ行きました。水量はほとんど変わらず少し増水気味。平山床固横で準備をしていると魚道横にダイサギがやってきた。魚道のコンクリートの上にもコサギが5羽止集まっていた。ダイサギの足元を見ると先程までなかったゴミとは違う生き物の姿が。よく見るとそれはコイでした。下の段から登ってきてダイサギの横でどうしようか様子を見ている感じ。コイが堰の浅い流のコンクリートの上に居るのはたまに見かけるが直ぐ横に鳥が居るのは初めて。お互い全く気にしていないようでした。コイはこの後下の流とを2往復して下に消えていった。サギも私の動きで飛び去って行った。先週床固の上から初め、流の変化で釣果が少なかったので今回は床固下から開始。まず左の細流へ。水量が多いから流は水深もありコイには最適の場所に思えたが、先週確認したように数は少ない。それでも流れ込みからサーチすると数尾が反応した。流れ込み直下で反応すると思ったら以外の遠くでの反応。左岸に回り込み流の中のテトラの上から下流に向かってキャスト。直ぐにこの日の1尾目が釣れた。リリース後流を見たがどこにも反応がない。サーチしても何も出ない。1尾目の取り込みで警戒したのだろうか。ここを諦め床固下へ。対岸に餌釣りが一人居たので左岸への移動を諦め右岸を下流に。途中の速い流をパスして下のプールへ。先週同様流れ込みは速い流で左岸の巻き返しはほとんど無い。小さな巻き返しの横のテトラの間から2尾目を引きずり出した。ここまでは予定通りだったがそれからが大変。このポイントへの回遊が少なく1尾でおしまい。そのまま対岸のテトラ帯の間を狙いながら下流へ。先週より水位が下がっている。と言っても僅か数センチだが、テトラ帯の中はコイの通り道に適さない浅いところがある。場所を探しながら先週と同じポイントに到着。同じところに沈んでいた木の枝にフライを引っ掛け先週分と2つ並んで居るのが見える(悔)。そのポイントで2尾掛けたがコイはテトラの中を走り回り2尾ともラインブレイク。少し下流の次のポイントでも連続3尾のラインブレイク。やっと3尾目が釣れたのは2尾目から1時間後。それをリリースしているとき対岸のテトラの上にカワセミが飛んできた。こちらの動きは全く気にせず水中を見つめている。連続ラインブレイクの悔しさをしばし忘れて眺めていた。しかし厳しさは依然続き、次のポイントでも連続2尾のラインブレイクと1尾のバラシ。30分後にやっと4尾目。その直後に掛かったのは今度は途中バラシ。2時間で4尾しか釣れなくてラインブレイクが7回、バラシが2回。しかしラインブレイクの可能性のないテトラ前は流が速くコイが居ない。コイ達は全て流れの緩いテトラ帯の中を回遊している。当然狙いはコイの回遊路になるが、フッキングすると一気に下流に走る。走られては大変と無理に止めようとすると、ティペットがテトラを擦り切れてしまう。半分ヤケになって、フッキングを確認してからの動きに合わせてラインを送り出してみた。コイはテトラの中を逃げ回ると思っていたら直ぐにテトラの外に出ていった。しかしラインは途中のテトラに引っ掛かったまま。近くまで移動して腕をめいっぱい伸ばしてテトラに掛かったラインを外すと後は通常の取り込みなった。しかしティペットがテトラを擦っている可能性があるので無理は出来ない。慎重に時間を掛けて取り込んでやっと5尾。それからは要領が判ったので安心してテトラ奥狙い。掛かると同時にラインを緩めコイの移動に任せ落ち着いたところで引っ掛かったラインを外す。掛かりが浅かったためのバラシが2回あったが30分で連続4尾。このポイントへの回遊が止まり、その下流を狙ったがテトラ前で掛けたのがテトラに入り込んでのラインブレイクと途中バラシが1回あり結局追加できなかった。ラインブレイク8回、バラシ4尾で釣果は9尾。つ抜け出来なかったのは悔しいがテトラの攻略法が判ったのは収穫でした。


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