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あの太目をまた釣った!と思ったら・・・(2008/5/25)
5月25日
、午前中まで降っていた雨の濁りが予想されしかも増水中なのをネットで確認して二子に行きました。予想通り兵庫橋上は濁りと速い流。濁りと増水は収まり始めているのでコイの反応は鈍い。そんな兵庫橋上を諦め本流へ。本流の水位は予想よりも高く、二子橋下の橋桁周りは流が速い。コイがどこにいるのか様子を見ていると、兵庫橋下からの流れ出しが二子橋下の流れと合流するその一番上流側の岸辺で反応がある。左岸よりの浅場から大きく回り込んで流れ出し上流部へ移動し静に左岸の様子を見る。居る居る(笑)。浅い左岸の巻き返しに3尾のコイが回遊している。流れの左端からフライを送り込み直ぐにヒット。しかし流れの中央に走られた途端にバラしてしまう。それでも回遊しているコイは移動することなく2尾残っている。同じように左岸沿いに送り込みヒット。今度は慎重に誘導し、足元まで寄せてネットを差し出したところでまたバラしてしまう。針が外れて驚いているのかコイはそのまま動かないのでネットを被せて取り込もうとしたが一瞬の差で逃げられてしまう。「またやった」と悔しかったが気を取り直して流れを見る。先程のポイントにコイの姿はなくなっていたがその下流のポイントに回遊している。同じように左側から送り込みそれほど時間をあけずにまたヒット。「二度あることは三度ある・・」と冗談半分に取り込みに掛かったところでまたバラシ。3度も連続でバラシですよ、しかもまだ1尾も釣っていないのに。ポイントでの反応は弱くなったがまだ時折反応している。少し下流に下り橋桁の横を辛抱強く狙う。来た来た、やっと回遊してきたコイの進路を見定めてキャスト。狙い通り喰い付いてきてヒット。「もうバラシはないだろうな」と思った瞬間、またバラしてしまう。合わせて掛かったと思った直後のバラシだから「掛かりが浅かったか」と納得できるが、この後もう一度バラしてしまい、釣り初めから連続5尾バラシ。せっかく見つけたポイントも5尾もバラして沈黙してしまう。そのまま本流へ移動。本流はそれほどきつくはないが濁りがあり水位も高い。左岸の水没した草の前を狙い様子を見る。ゆっくり下ってやっと反応を見つけ草にラインを引っ掛けながら流す筋を探って、やっと1尾目を釣り上げたのは開始から3時間後。その20分後に2尾目釣り上げたところでここでの反応はストップ。そのまま本流を下っても、本流筋は水位が高いので期待できない。すぐ下流の茶店前への水路に沿って茶店前へ。そう言えば「増水時、合流点の上流側に集まっているはず」と言うことで中州の草をかき分けて左岸の流れに。流れは期待通り水位が上がり左岸のテトラは水没している。コイはそのテトラ帯の中からテトラの前を回遊していて順番にフライに反応してくれる。ここでの5尾目、でっぷりと太った61cm、体重は5.5kgあり気持ちのいい引きを味わうことが出来た。ポイントを移動することなく左岸のテトラ前を狙い、じっくり粘って10尾目を釣り上げたとき土屋さんが上流から下って来られた。「どうですか? 」「二子橋の下で連続3尾」「えっ、あそこで?。私は連続5尾バラシ」「5尾はきついですね」と言うことで土屋さんは下流に下って行かれた。それから1時間で3尾追加し、少し暗くなりかけてもう少しで終了だなと思ったときそれはヒットした。緩いが全体に流れがあり小さくても少し重さを感じる流れで、それややたらに重い。グイグイ引くわけではなくただ重い。やっと目の前に寄せたが取り込むまでその太さに気がつかなかった。ネットに入れて持ち上げようとした瞬間に初めてその重さに気がついた。そう、4月12日に釣り上げたあの太目。あいつがまた釣れたのだと勘違いしてしまった。二子橋下から増水でここに入り込んでいたのか等と考えながら重いのを必死でぶら下げて土手上に登る。サイズを測ると78cmで、前回79cmあったのは測り方の誤差だろうと思い、ついでの胴回りを測と61cmあった。いつもの撮影を終わり、手に持ったところを撮影してもらいたくてあたりを見回すが近くに人影はない。よく見ると少し上流にカップルが土手の上に居る。そこまで重いネットをぶら下げて行き「すいません、写真撮ってもらえますか?」とお願いして撮影していただいた。撮影終了後、重かったのでとりあえず確認のため重量を計ってみる。当然前回と同じ9.5kgの筈なのだが・・と思いながら[HOUSE OF HARDY]の10kg用のバネ秤を持ち上げてみると、目盛りがコツンと一番下まで下がったまま動かず、10kgをオーバーして計測不能。そして何故か前回より0.5kg以上重くなっている。あの時は[メスで抱卵しているから重いのだ]と思っていたけれど[産卵期が終わったのに軽くならないで逆に太っていると言うことはオスだったのか]等と考えながらリリースしたところで日没終了になった。そして翌日、2尾の違いを列記したこのページを書き上げてアップしたのたが、2日後にそれ自体が間違いだったことに気付いた。最近、太目の大物を連続して釣り上げていたのでそのサイズと重量が頭の中で入り交じり混乱していました。4月12日分は68cmで今回よりも小さかったが、あまりに体型が似ていたので同じコイだと思いこんでしまった。ごめんなさい。しかし、15年目に入ったコイ釣りでこんなに太いコイが二子で幾つも続けて釣れるのは驚きでしかない。と言うか今まで出会わなかった太目たちは今まで何処に居たのだろう。数年前のコイヘルペスの蔓延で数が減り、エサが豊富になって肥満体型になったのだろうか?

アオサギコサギ

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