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あちこち丹念に探り・・・(2008/9/28)
9月28日
、前日の不漁の挽回を目指して浅川へ。上流部の様子を見ようと思っていたが曇り空で日没が早そうなのでとりあえず平山橋下へ。右の細流で反応はあったが流が速い上に複雑で合わせ損なってしまう。床固下は相変わらず水位が高く反応はない。しかしよく見ると左岸側は流れが緩く期待できそうだったので床固の上を跳んで渡り左岸へ。とりあえず以前良かった左の細流の様子を見に行く。ポイントの様子は少し変わっていたがコイは反応した。流れ込みから左の巻き返しを狙って連続で4尾ゲット。素晴らしい出だしだった。そこから床固下に出たが、コイの居場所はちょうど目の前で、不用意に近付いたのでせっかくのポイントを潰してしまう。そのまま左岸を下り下のプールへ。右岸から悔しい思いで眺めていたテトラの内側の様子を見る。倒れているヨシの上を静に進みテトラ内側を覗き込む。居る居る。数尾が狭いテトラの中を回遊している。ゆっくり流れているテトラの間にフライを落とし回遊を待つと、上流側から飛びついてきた。小さく合わせると一気にテトラの中を走り回る。ラインを送り出しながらテトラの間を誘導しようとしたが狭いすき間を逃げ回り、ティペットがテトラを擦ってラインブレイク。次のテトラへ移動。今度も2尾ほどがテトラの中にいる。ショートレンジでフライを落とし喰い付かせることが出来たが今度は一気に流芯に走る。ところがテトラ前の流芯は流が速い。どう頑張ってみても流れに逆らって手元まで寄せることは出来そうにない。それほど下流に下っていなかったので上流の浅い流れを渡って対岸に行き巻き返しの緩い流れで取り込んだ。撮影後右岸側をサーチしてみたがほとんど反応がない。再び左岸のテトラ帯へ。先のポイントではコイの姿が消えているので次のテトラ帯へ。岸は3m程の垂直の壁でその前に幅4mほどのテトラ帯が下流に伸びている。その中を下流からコイが回遊してくる。上流からテトラの間にフライを落とし下流からの回遊に合わせる。コイの反応は素直で直ぐにヒットするが掛かってからが大変なのだ。テトラの中を少しうろつきそのまま流芯に出る。出ると流れに載って一気に下流へ。下流で右岸側に走ったり流芯に戻ったりしながらゆっくり上流に向かう。辛抱強く動きに合わせてラインを手繰るが取り込みの段階になっても手元に寄らない。速い流の流芯では深く潜り、浮いてきたと思うと流れと一緒に下流に走る。流芯から離れると上流に向かってくるが手元に寄せようとするとまた下流へ。幾度も繰り返してやっとネットイン。特に大型は水の抵抗が大きく重くてなかなか寄ってこない。そんな中で最近では珍しい30cm台を釣り上げた。速い流にもかかわらず、手元にすんなり寄るので初めはコイかどうか疑っていたが取り込んでみるとしっかりヒゲが生えていた(笑)。このポイントでは1時間で6尾の釣果。しかし回遊が途絶え姿が見えなくなってしまった。右岸側に行っても反応は鈍いはずだが、とりあえず様子を見に行く。流れ込みまで戻って下流まで下ってみたが全く反応がない。時間は3時半。上流の様子を見に行くか一番橋に行くか悩みながら上流に戻る。戻りながら気になったのは右の細流の後半部。途中に緩い流れのところが一カ所あり流れの中央左岸に柳の木に引っ掛かったゴミの塊がある。その下流側にコイの姿が幾つか見えた。とりあえず上流側に回り込んでサーチしてみる。するとそれまで底近くでほとんど動かなかった群が急に上流に向かって動き出しパンを吸い込む。全部で20尾位は居るだろうか。その中に水面に反応するのが4-5尾いる。流れの左岸側はゴミからの巻き返しで流芯は少し右寄り。流芯の左端にラインを落としゴミの直前からは慎重に反応を待つ。このポイントで短時間に2尾追加。もっと数が出るかと思っていたが2尾で反応はストップしてしまう。そのまま細流の最上流に行き、始めに釣り逃したのを再挑戦して何とかゲット(写真:Top)。上流部の調査に行くには時間が遅くなっていたので一番橋下に移動。到着したのは5時前で暗くなり始めた流れから1時間近く粘って4尾追加して合計17尾。先週と前日の両方の貧果を取り戻すにはちょっと少ないが何とかまとまった数字にすることが出来た。小さなポイントを丹念に探っての釣果だから、これから同じ結果が出るかどうか心配だがとりあえず今日は良かった。


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