何度見切られたことか(2008/10/19)
10月19日、土曜日は新しく購入したMACのセッティングで前夜からの徹夜作業が夜まで続いてコイ釣りどころではなかったためお休み。何とか一応使えるようになったので日曜日は二子に行きました。到着してみると流れには久しぶりの藤澤さんの姿がある。クラクションで合図して準備に掛かり、流れに入り込んでみるとコイとのやり取りの真っ最中。始めに見たときはまだなので掛けたばかりのようでした。写真を撮ろうと傍に行くと「カメラを忘れたので撮って下さい」との事。早速記念撮影。「藤田さんの姿を見ていたら向こう合わせで掛かりました。お助けマンです」と喜んでくれた。しかしこちらは反応が鈍く全くライズしない。流れを見ると以前に釣り上げた緋鯉が1尾、食い気充分に回遊している。これは釣り上げないと・・と喜んでキャストしたが、フライの直前で見切っていく。しかし食い気は充分で、上流から流れてくる藤澤さんのパンに喰い付いている。パンに喰い付くなら絶対に釣れるはず!と喜んでキャストするが直前で見切る。この緋鯉以外には全く反応が無く水面で反応するのはカメだけ。何の前触れもなくフライが沈んだので慌てて合わせるとカメ!絶対にコイだと思ったのに、残念。それから暫くしてあの緋鯉が、また目の前に回遊して来た。今度は少し下流側なのでドラッグの掛からないはず。緋鯉の前方1mにフライを落として回遊を待つ。来た、来た。ゆっくりフライを目指して水面に浮いてくる。口を開けて喰い付く。「来た」と思った瞬間に小さく水飛沫が上がって反転した。完全に見切っている。その直後、同じ距離にフライを落とし再度挑戦。今度も同じようにフライに喰い付いてきたが水しぶきと共に見切る。どう見てもフライをエサだと思ってい喰い付いて来るが直前で見破っている。その頃に土屋さんが登場。後に居る土屋さんとお話をしているときに急に向こう合わせで喰い付いてきた。「あっ!掛かった」とロッドを立ててやり取りに入ろうとした瞬間にばれてしまった。取り込んでいたら前回同様「土屋さんは福の神です」になっていたのだが残念。そうこうしているうちに上流でまた藤澤さんのロッドが曲がっている。「藤田さんが虎の穴の横にフライを引っ掛けたとき、コイがこちらに逃げてきました。期待していたらドンピシャで喰い付いてきました。お助けマンに感謝」とのこと。こちらは徹底的に見切られているのに悔しい!ちょうど藤澤さんと並んで釣り始めたとき、上流側にいた藤澤さんが「あれは私には釣れません。交代して釣って下さい」とポイントを譲ってくれた。見ると対岸の護岸前に食い気のある口が浮いている。距離は約20m。思いっ切り遠投して岸ギリギリに上手くフライが落ちた。待つこと数秒。フライに向かって口が開く。やった!この日の1尾目、開始から3時間後でした。その直後に今度はいないなさんがダブルハンドを持って登場。下流の[虎の穴]周辺を探って、連続でカメ2尾。土屋さんは「厳しいです。うなだれて下流へ行きます」と去って行かれた。藤澤さんは「上流の様子を見てきます」と去って行かれいないなさんも本流へ消えていった。いないなさんと土屋さんがさんざん攻めた[虎の穴]に移動して、一番奥にフライを落とし込みすぐに2尾目を釣り上げたがそれ以上反応がない。例の緋鯉は依然餌を探してあちこちを回遊している。また目の前に来たのでキャストすると、フライには反応するのに直前でプィッっと顔をそむける。もう完全にフライを覚えている。「今度こいつ用のフライを作って絶対釣ってやる」と決めて本流へ。本流に行ってみるとダブルハンドの練習で3人ものキャスターが流れに立ち込んでいる。彼らのすぐ上流で反応があったが、横移動が激しく狙いを定めることが出来ない。下流への移動を諦めて茶店前に移動。前回同様テトラ帯の中を狙う。開始から10分ほどで目の前のテトラの中で1尾掛けたが合わせの瞬間にラインブレイク。目の前なのにいつもの力加減で合わせてしまった。それから40分。ただひたすら回遊を待ちやっと3尾目を釣り上げた頃には辺りは薄暗くなり、フライの位置が見にくくなっていた。結局5時半前で終了となり釣果は3尾。厳しい1日でした。 |
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