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フィッシングカレッジの釣行会でマルタ釣り (2010/3/21)初めて使ったマルタ用のエッグフライ
3月21日、東京海洋大学で行われている[フィッシングカレッジ]の[釣行会]は二子でのマルタ釣り。前夜の強風で電車は止まっているが、中止の連絡がないので予定通り7時に二子に行く。川崎側の駐車場に着いてみると既に奥山さん達は到着していて準備を始めている。「藤田さん早いね。いつもの様にもっとゆっくり来るのかと思ってました」と言われてしまう。釣行会のスケジュールは7時から12時位までなので、その後引き続きコイ釣りをするつもりで出掛けた。前夜からとりあえずキャスト開始降っていた雨は止み、出掛ける直前まで吹いていた強い風は弱くなり、釣りには全く支障はない。タックルを準備して奥山さんが選んだポイントに直行。ポイントは前夜の雨の濁りが上流の平瀬川から入り流れの半分が濁っているし、水位も少し高いようだ。それでもポイントにはマルタらしい黒い影が水中に見える。それに向かってキャストするとすぐにインディケーターに異常が出てヒット。しかし掛かりどころはスレのようで強く走られてバラしてしまう。その後もう一度同じようなヒットで連続バラし。その時下流でルアーを投げていた平岡さんの奥様が初ヒット。続いて平岡さんも大型をヒット。私は次のあたりでヒットしたのはニゴイのスレ掛かり。その頃、川崎漁協の水中の黒い影と水しぶき山崎さんがやって来て人数分の入漁券を準備していた。山崎さんの話では「今年のマルタは少し遅れているようです。去年はこの時期にはもういっぱい居たから。これからですよ、マルタは」とのこと。その後人が集まり始めたが肝心のマルタの反応はストップしてしまう。このポイントは奥山さんが下見をしたところで、例年の最盛期には多くのマルタが集まっているのだが、当日は水量が多くて流れが速いためか、時期が少し早いのか数が少ない。あまりに反応がないので、奥山さんに「上流のポイントの様子を見てきます」「良かったら電話で教えて」と言う事で先週良かった[藤澤ポイント]に行ってみる。[居る居る(笑)]流れではロールが頻繁にあり、時折水しぶきが上がり、走り回るマルタの姿が幾つも見える。テールのないウーリーバガー前回と同じように流れから少し離れてマルタを脅さないように立ち、水中の黒い筋の上流にフライを流す。数回流したところでしっかり口に掛かってヒット。反応がいいので奥山さんに連絡。「こっちはいいですよ。そっちと違ってロールもバシャバシャもあります」と伝える。間もなく、ウェーダーを履いたカップルがやってきてルアーとフライで釣り開始。しかしなかなか釣れない。私は快調に釣れ続いているのに。そこに奥山さんから電話がきて「彼等はどうですか?」「フライでは1尾釣れましたがルアーの方はまだです」「あと2人位は入れますか?」「だいじょうぶですよ」「それじゃ息子を連れて行きます」と言う事で、奧山さんが息子さんをおんぶして流れを渡ってやって来た。親子で釣りはじめたがなかなか息子さんはエッグフライで釣れたニゴイ釣れない。お父さんは色々教えていましたが、結局魚の姿を見る事は出来なかった。始めに来たお二人も釣果が伸びず、奥山さんが「釣れない時はとにかく釣れてる人の真似をする。それからどうして釣れるのか考えるんだよ」と話している。私の仕掛けはコイ釣りのタックルをそのまま流用している。コイ用のフライを外しティペットにインディケーターのゴムを通し、先端にヨリモドシを結ぶ(ウエイト入りのフライを使うよりもフライが底近くを安定して流れてくれると信じている)。ヨリモドシの先に30cm程のティペットを追加してマルタ用のフライを結ぶ。インディケーターはヨリモドシから水深の1.5から2倍位の所に止めて流れに振り込む。フライは浮かないように少し重い方が、底を流れて行くので良いようです。親子によるフライ教室フライな何でもいいようです(私はテールの無いウーリーバガーやエッグです)。斜め上流にフライを落とし、流れに載せて下流に流す。この時、インディケーターが自然に流れるようにロッドをラインの流れに合わせて下流に向けてドラッグの掛かりを押さえる。気持ちの問題で最後に腕を伸ばしてみたりもしますが(笑)。途中でインディケーターに変化が出るとすぐに合わせてみる。底の石にヨリモドシが引っ掛かて止まる事があるが、とにかく合わせないとヒットしない(向こう合わせで持って行かれる事は無いから)。下流まで流しきったら上流に振り戻し再度流す。これを延々繰り返し、たまにしか出ないマルタの当たりを見逃さない事。肝心なのはマルタの居る流れを流す事。ロールが見えたり水しぶきが上がればその親子によるフライ教室下には必ずマルタが居るのだから、その筋の上流にフライを落とす事。そんな事を言っても初めてのマルタ釣りで爆釣はやはり難しい。結局、先に来たカップルは釣果を伸ばす事もなく時間になってしまい撤収。最初のポイントに戻り参加者全員が揃う。揃ってみると十数人もいるので驚いてしまった。奥山さんと平岡さんの挨拶があり、この日の釣行会は終了。私の釣果は、生憎のお天気で人出が少なくポイントを独占状態。のんびり釣りながらマルタ23尾、ニゴイ2尾の好結果。マルタを狙い初めて4年が経っていが、そういえば最初は全く釣れなかったな〜。




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