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今度は床固周辺で工事が始まる(2010/10/31)平山床固で工事が始まる
10月31日、土曜日は台風14号の通過の雨のため出漁を見合わせた。日曜日、出掛ける前に浅川と二子の水位を見比べる。いつもの二子の兵庫橋上は野川の流れなので、水位の下がりは早いが透明度が上がりコイの反応が期待出来ないし、二子の本流よりも浅川の方が水位の下がりが早いので浅川に決める。台風一過の好天を期待したが、霧雨の降る中の出発になった。それでも霧雨はすぐに上がり、曇り空の下浅川へ到着。ポイントはいつもの一番橋下。流れは予想通りの水位で、どこまでも速い流れで濁りもかなり治まってはいるが透明度は30〜40cm止まり。いつもの様にタックルを準備しながら足元を見るが、流れが速くコイの姿は全く見えない。こんな増水の時には[東豊田用水]の水門前に速い流れを避難したコイが集まって居るはずなのだが小物釣りのおじさんが居てコイの姿は皆無。そのまま土手の上から足元のコイを探しながら下流に移動。上流部、中流部とコイの姿は見えず、やっと下流部に来て護岸際を回遊する姿を見つけた。コイの少し上流側から護岸の中程に降りて様子を見るが、見えていたコイは沈んで見えなくなってしまう。濁りのため水面から20〜30cmまでにいるコイしか見えず、一度水面から姿を消すとその移動先が全く読めない。コイを探して下流に移動し、最下流部の崩れた用水土手の直前まで来せっかくヒットしたのにたとき、流れの境目で幾つも反応が出た。上流からラインを流れに載せて送り込み、反応している数尾のコイの群れの所まで届き、フライを見つけて向かって来る。「来た!」と合わせの準備に入るがフライの直前で潜ってしまう。明らかにフライを見切る動き。そして群れは水中に消えてしまう。反応は幾度も出るが、ポイントが遠くフライが届く前に反応は消えてしまう。それでも反応が消えたところに流れていたフライに突然反応してヒット。「やっと出た」と喜んだ瞬間に外れてしまう。少し下流に移動して同じポイントの様子を見ていると、またしても数尾の反応が出た。距離がキャスト範囲になったので、群れのすぐ上流にフライを落とし、数十センチ流れたところでヒット。「こんどは‥」と思った瞬間にまたしても外せっかくヒットしたのにれてしまう。しかし、手元に感じたコイの重さから、掛かりが浅くて外れたようには思えない。「折れたかな?」とフライを確認すると予想通りフックが折れていた。反応は少し下流に移り、崩れた用水土手の手前に出る。上流からだと距離があるので、ポイントの真横まで移動するとすぐにコイの反応があり、フライに向かって引き波がゆっくり移動して来る。「来る!」と期待していたが直前で止まりそのまま潜ってしまう。次のキャストでも反応はあるがフライに口をくっつけたところで慌てて逃げていく。また、水面直下をフライ目指して進んでくるがそのまま素通りしてしまう。こうなると当然フライの交換。濁りや曇天時に効果があるオレンジに変えて見る。しかし喰い付かない。次は二子用に作ったピンクの超ミニ。徹底的に見切られてしかしこれも見切る。今度は従来のChubby Flatにして見るがやはり見切る。しかし見切り方は一様ではなく、色によって微妙に反応が違う事に気付く。ピンクは何もなかったように下を通過。白は近くまでは興味を持ってやって来るが直前でUターン。オレンジはフライに向かって口を開けて喰い付いてくるが口に入らない。また、後ろの護岸に茂っている[アメリカセンダングサ]の種が一つ付いただけで少し反応していたフライも全く反応しなくなる。色を次々に変えてもフッキングしないので「原因が色ではなくドラッグかな?」と考えた。用水土手から下流に向かう速い流れがハッキリ見えるが、その速い流れの横もゆっくりではあるが流れている。しかも岸際は下流からの巻き返しがあり、横からのキャストはその巻き返せっかくヒットしたのにしでフライが流れて行かない。最初に外れてしまった時の立ち位置はもう少し上流だった事に気付き、初めの位置に戻る。ポイントまで距離はあるが遅い流れに辛抱強くフライを送り込み、やっと1尾目が緩い流れの先でヒットした。開始から2時間後だった。その30分後に少し手前で2尾目がヒット。しかしこのコイがポイント中を逃げ回り、コイは反応しなくなってしまう。ここを諦め上田用水の流れの様子を土手の上から眺めながら[浅川第五排水出口]に移動。しかし小物釣りが居てコイの姿は見えない。そのまま本流に移動し、排水からの流れ出し際の浅場で3尾目をゲット。しかし、本流は流れが速くコイの反応は出ないので平山橋下に移動。時間は既に4時を廻っている。平山床固横まで来たとき、床固横に掲示板せっかくヒットしたのにが設置されていた。そこには、床固の工事があることが書かれていた。後で国交省に確認すると「床固周りのブロックの整備」と言う事だった。工事中は左岸からの釣りはできないし、どこまで影響があるか今のところ不明だ。増水中なので平山橋を渡って左岸に行き[旭が丘排水出口]の様子を見る。ここも増水で排水前プールに反応はなく、本流の方に移動していたので本流側の様子を見たが水面には反応しない。そこで前回と同じポイントから排水前プール右岸の様子を見る。2尾の反応が見えたのでそれに向かってフライを送り込み一流し目で4尾目をゲット。しかしもう1尾は消えてしまう。時間は4時半。ここを諦め床固下へ移動したが増水で流れが速い。岸際の巻き返しの様子を見たが反応がない。[何処に居るの?]|せっかくヒットしたのにと下流に移動しながら探していると、巻き返しの中で数尾の元気な反応が出た。慌てて下流から巻き返しの流れに載せて送り込むが、波が高くコイはなかなか喰い付けない。やっと口に入ったと思って合わせてみると、口横へのスレ掛かり。スレ掛かりでも貴重な1尾でやっと5尾目。しかし掛かった瞬間の水しぶきと逃げ回る動きで幾つも出ていた反応は全て消えてしまう。「あんなに居たのに‥」と巻き返しの横まで行って探していると、足元のテトラの裏に頭が出た。慌ててフライを落とし込み6尾目。こんな貧果なら二子の方がまだ良かったと後悔しながら日没終了。厳しい1日だった。



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