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いっぱい浮いているのに全く喰い気がない(2012/5/19)たくさん居るのに喰い気が全く無い
5月19日、ポイント探索のためいつもの平山橋を通過して滝合橋上流に行く。今回様子を見たのは滝合橋上流右岸にある[平山用水]の取り入れ口のプール。左岸から浅い流れを渡りプールの土手を登り目の前に広がるプールを眺めると、透明度は素晴らしくそこまで丸見えの流れ。しかしコイの姿が余り見えない。[おかしいな〜、何処かに居るはずなんだけど]とタックルの準備をして少し上流に移動する。枯草をかき分けながら土手を移動して行くと、流れの真ん中に黒い影が幾つも浮い対岸まで走り回りている。[ワッ、居た]と喜びながら足元に草の少ない場所を探し、ラインを引き出しながらコイの様子を見る。しかし流れに見えるコイは全く動かない。とりあえず手前で動き回っているのを見つけてその前方にフライを落としてみる。しかしラインが水面に落ちると同時に手前のコイは向きを変えて遠ざかって行く。そればかりでなく、そこより向こうに見えていた群れもゆっくり上流側へ動き出す。[逃がしてなるののか]とその進行方向にフライを落とすと、落ちたラインの周りのコイはラインの両側に分かれて散ってしまう。上流の少し離れた場所にも群れが見えたのでその横に行きキャストしてみるが同じように左右に分かれて散ってしまう。そこより上流には群れの姿がなさそうなので最初のポイントに戻ると、[西長沼排水出口]に喰い気のあるのが居た下流の堰の方から回遊してくる数尾の群れが見え、突然水面に反応し始めた。キャストエリアまで静かに進んで土手沿いにキャスト。先頭に居たコイは横を通過したが二番手がフライに突進してヒット。しかし勢いよくポイントを走り回り対岸前まで行ってなかなか近寄らない。辛抱強くやり取りをしてやっと足元まで寄せ、滑りやすい斜面を下ってネットイン。土手上まで運び採寸と記録撮影をしてリリース。しかし群れは目の前から消えてしまう。上流に向かいながら喰い気のありそうなのを探すがどれの水中に定位していて動きがない。反応するのがいることを期待してプールの流れ込みまで行ってみるが、コイの気配自体がない。対岸に[西長沼排水出口]の水門があり、流れ越しにコイの姿が微かに見えたので、上流の浅い流れを下ってきたアオダイショウところを渡って右岸に行き水門の横から覗き込むと幾つも喰い気のありそうなのがウロウロしている。移動先を予想してフライを落とすと直ぐにヒット。しかしこの1尾で残りは下流のプールに戻ってしまう。水門の下流側でコイを探していると上流からヘビが流れを下ってきて足元に上陸。それを眺めながらコイを探すがどこにも見つからない。再び流れを渡って左岸に戻り最初のポイントに戻る。なかなか反応してくれない群れの中からやっと1尾を釣り上げたが後が続きそうにないのでここを切り上げ平山橋に行く。いつもの様に平山橋の上流から流れに降りて目の前のポイントの様子を見る。水面への反応は出ないが、流れの流芯のすぐ横にコイの姿が幾つも見え列をなして上流に向かって行く。それを眺めながら橋の手前でここも姿は見えるが喰い気がな無い左岸の渡り、橋の下流を見ると中学生位の子供達が何人も橋の下で騒いでいるのでそこより下流に行くのを諦め[東豊田用水]の用水路に向かう。しかし流れの横には人は居ないが釣り竿や仕掛け等が並び、流れにコイの姿は見えない。水門前での釣果を諦めお気に入りに直行する。水中に2尾ほどコイの姿が見えたので安心したがその先に竿が二本立っている。しかしこの竿にも人の姿は無くラインは流れに向かって伸びている。[何で置き竿なんだ]とぶつぶつ言いながら、竿の後を通って上流側の流れに降りる。目的の対岸前のブロック帯に行き様子を見ると元気な反応が出た。[居た]と喜んでキャスト開始。直ぐにヒットしたが途中で外れてしまう。コイの姿は消えそれと同時にカメが水面に現れフライを咥える。掛かっ何で置き竿なんだと呟くたのは前回と同じ大型のアカミミガメ。コイは少し間隔を置いて回遊してくるがフライは無視。途切れがちの回遊に他の場所での反応を探してキョロキョロしていると、対岸の草の間からこちらを眺めている動物を発見。[ネコかな?]と思ったがネコよりも大きく顔の中心部が黒く、両側に白い毛が飛び出している。[タヌキだ]と驚き慌ててデジカメを取り出し撮影。なかなかピントが合わず1枚目を撮影したところで茂みの中に消えてしまう。一度水面のフライに視線を戻し何気なく先程見つけたところを眺めるともう一度同じ位置からこちらを眺めている。先に見えたのは立ち去ったはずだから別の奴だろう。やっとタヌキの姿が撮影できて更新を楽しみにしながら回遊を待つがコイはなかなかやって来ない。水面に浮いているのはカメワッ!タヌキだだけで、時間つぶしにそれを狙う。カメを2匹連続で釣り上げた後やっと水面でヒット。これをリリースした時、先程より少し下流の茂みの中からこちらを眺めているタヌキを発見。草の間から微かに見える頭を撮影(帰宅後確認したら余りハッキリ写っていなかった)。一方コイの回遊は復活しない。こうなったら沈めるしかない。沈むフライに結び替えて流れに落とすが当たりが出ない。水位が少し下がっているからと棚を変えたり、落とし場所も色々調べて、やっとヒットしたが後が続ない。やっと花交野も途中で外れてしまう。次の当たりは今回2度目のアカミミガメ。かなり時間が経って何とか1尾追加したが余りに反応が悪いのでポイントを覗き込んでみると、沢山集まって居るコイの姿が全く見えない。次平山床固の下流に下るを期待できる場所も思いつかないので平山床固の下流を探ることにする。前回最後に外してしまったところから始め、何とか1尾釣り上げたが後が続かない。そのまま下流に下り元気な反応を見つけて2尾追加。しかしポイントは広くて浅くなっていて反応するコイの移動筋が読み切れず、反応の割に釣果が伸びない。次の反応が期待出来るところまでは少し離れているのでそれ以上下るのを諦め上流に戻る。途中で1尾追加したところで日没終了。それにしてもたくさん居るところでは釣れず、居るはずの所には全く居ないと言う変は一日だった。



ヨナクサフジ


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