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反応はいいが見切りが激しく、最後まで苦戦 (2013/6/30)重くてなかなか寄せられない
6月30日、前日の浅川で6尾もブレイクで取り逃がしたのは悔しかったが気を取り直して二子に出漁。いつもの様に兵庫橋に到着したがバードウォッチャーのカメラがポイント前に立っていて[ここがダメならあっちへ行こう]と二子橋を渡って平瀬川との合流点へ。平瀬川合流点の右岸から流れを覗き込むと、先週と同じ位の増水。ちょうど合流点に架かっている歩道橋の影部分で水中を泳ぎ回る魚の姿が見える。よく見ると大型のボラが10尾位水面を泳ぎ回っている。[コイはいな今日はここに直行いかな?]と探すと、数尾の群れがボラの向こう側に見つかった。静に様子を見ていると水面には全く興味を示さずウロウロ泳ぎ回っているだけ。歩道橋の向こう側は本流と繋がっているが波の無い穏やかな水面。時折小さな波紋が広がるが、多分ボラだろう。それを眺めながら流れに降りて歩道橋の橋桁周りの様子を見に行く。前回と同じ様にコイの反応はほとんど出ないが、時折橋桁の根元に単発の波紋が広がる。その波紋の位置にフライを落としても、橋桁際なのでヒットした時一気に潜られてブレイクするから、その手前で喰い付かせようと少し離れところにフライを落としてみたが、フライは橋桁の方には流れて行かず、手前の流れに引っぱられてどんどん離れてしまう。流れてくるゴミの様子を見て、平瀬川からの流れの一流れが複雑で…番端だけが、大きくカーブして橋桁の横を通過しているのを見つける。その緩い流れにラインを載せて橋桁の横に送り込んで見るが反応が出ない。しつこく同じ筋に向かって送り込んでいたら反応は橋桁の左から、その左の広いポイントに移動しながら出る。しかし立ち位置は橋桁横狙いなので、左のポイントに流すことはできない。[立ち位置を変えて様子を見ようかな]と思っている時、目の前にオレンジ色のフライラインが上空から落ちてきた。上を見るとロッドが橋から突き出している。こちらは橋の真下に立っているから、橋上からは死角になり見えないから狙っているのだろう。下に人が居るよとラインを流して教えようかとも思ったが、こちらの邪魔になるわけではないからそのまま眺めた。初めは浮くフライだっ橋の上からラインが降りてきたたが、しばらくするとインディケーター付きに変わって落ちてきた。こちらが狙っている橋桁周りの反応が出なくなったので、平瀬川側に移動して岸に上がり歩道橋の下の様子を見に行く。橋の上から見ると下の様子は丸見えで、小さなライズの見えたところには、予想通りボラの群れ。そしてその横はフライマンが狙っていたところだが、水中にコイの姿が幾つも見える。確かに狙いたくなるのは判るが、全く喰い気が見られない。ただ水中を泳ぎ回っているだけ。横には親子連れが居て錬り餌を水中に投げ込んでいる。フライマンは足元に犬が居てその散歩がてらに様子を見に来た感じで、しばらく頑張っていたが諦めて下流に消えて行った。こちらもいつまで眺めていても変化がなさそうなので、諦めて上流へ移動。平見えるのはボラ瀬川から二子橋の間は水量が多く流れが速いのでパスして、新二子橋の橋桁下に直行。いつもの立ち位置に降りて様子を見る。橋桁の左側ではすぐに反応が出たので、それに向かってフライを送り込む。しかしフライに反応しない。しばらく流していると、下流で反応が出たが、それはフライへではないだろうと見送っていたが、フライの位置が判らなくなりラインを引いてみると、反応の在った場所からフライの引き波が出た。[あっ、フライだったんだ]とガッカリ。一度ラインを手繰り同じ筋を流し直してみるが、反応しない。下流で反応しているかなと探していると、橋桁の向こう側の右の流れの反応が見えた。慌てて立ち位置を橋桁の右に移動して流す。橋桁にぶつかるくらいギリギリを流し、やっと反応のあった所にフライが到着したお気に入りポイントけれど何も出ない。[右側はダメか]と諦め、左側の筋を少し変えて様子を見る。しかし反応が出ない。[おかしいな〜、居ないはずはないのだが]ともう一度橋桁横の様子を見ると反応が出る。もう一度同じコースを流すと橋桁を過ぎた辺りで反応がでるが、フライに突進して来て直前で水しぶきを上げる。中にはフライの前で口を開けたまま一息つくのも居る。そんなコイにあきれながら流していると体を半分水上に出して一気に飛びついて来た。フライが口に入ったかどうかを見極める前に腕が動き、ロッドを立てると手元に重量感が伝わる。手元に余っているラインを巻き取りながら左岸へ移動。岸際の緩い流れに辿り着いてからラインを引き始めるが、なかなか寄って来ない。何とか流芯から近くに寄せる事はできたが右は反応ナシ、あと少しと言うところで戻ってしまう。少しずつ上流に移動してくるので、横までは来たが手元に寄って来ない。少し強めにラインを引くと4m位までは寄せられるが、そこから沖に戻ってしまう。いつもは少し強めに引いているが、前日の連続ブレイクが頭にあって躊躇してしまう。ヒットしてから10分といつもの倍以上の時間を掛けてやっと取り込んで見ると70cmのいいサイズ。開始から2時間半もかかっての1尾目。この後橋桁左の筋を色々変えながら73cmと54cmの2尾追加。しかしその後ラインブレイクで1尾を取り逃がしてしまい、4尾目が釣れたのは6時過ぎ。その20分後にヒットしたが合わせた直後に外れてしまう。焦りがあるのか合わせが少し早くなっているみたい。フライへの反応はポツポツ出る粘ってやっと5尾が、見切りが多くフッキングしない。直前で見切って大きく水しぶきを上げるがどうも同じ奴が幾度も飛びついているようだ。そんな見切りの中、素直に飛びついて来てヒットしたが、手元にコイの動きを感じた直後に外れてしまう。手元の感触から[外れたにしては感触がちょっとおかしいな〜]と考え、フライを確認するとフックが折れていた。[長年やっていると外れた時との感触の違いが判るものだな〜]と一人で納得。しかし悔しい。その後何とか5尾目を釣り上げたところで日没終了。見切りの多さに驚きながらも[ここは反応が多い]と次回に期待する。



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