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キタキチョウ シロチョウ科 キチョウ属
草原や畑、道端や市街地などでごく普通に観察できる。前翅長は20-27mmで、近縁のモンキチョウよりもやや小さい。翅は黄色で、雄の方が濃い色をしている。前翅、後翅とも外縁は黒色に縁どられ、裏面に褐色の斑点がある。夏型と秋型があり、前者は外縁の黒帯の幅が広いが、後者は黒色の縁が先端に少し残るか、もしくはない。幼虫の食草はネムノキ、ハギ類などマメ科の植物で、成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。早春には活発に飛び回る姿が見られる。従来「キチョウ」とされていた種は、キチョウ(南西諸島に分布)とキタキチョウ(学名E. mandarina。本州〜南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難。
2009/10/10 二子玉川にて
2009/10/10 二子玉川にて


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