ツタバウンラン ゴマノハグサ科 ツタバウンラン属
地中海原産の多年生草本。全株無毛平滑。茎は糸状で地上を這い、分岐して節から不定根を出し、長さ10〜40cmほどになる。葉は長い柄があって、円形〜扁円形で掌状に5〜7浅列。先は微凸形で互生する。花は長い柄があって葉脈に単生する。花冠は白から淡青色で暗紫色の筋があり長さ7〜9mm、上下2唇に分かれて上唇はさらに裂して直立する。花冠の後部は距となって突出。花期は夏。果実は球形で長い柄で下垂する。観賞用に大正年間に入り、ロックガーデンなどに植えられたが逸出し野生化し、北海道、本州で道端や住宅街の石垣のすき間などに生えている。 |
|
2013/5/4浅川平山橋下流にて |
|
2013/5/4浅川平山橋下流にて |
|
2013/5/4浅川平山橋下流にて |
|