2010/5/29 前に送ったメールの2通目です。また間が開いてしまいました。もう、記憶との戦いになってきていますので、すこし矛盾している部分があるかもしれませんがご容赦ください。 まず、釣果報告です。 5月5日、場所は二子玉川、F3、F4、F5地区です。開始9時00分、終了18時00分です。 F4 いないなプール 58センチ 10時02分 chubby F5 仮設橋上流 56センチ 15時17分 chubby F5 エデンの園 72センチ 16時49分 chubby F5 エデンの園 54センチ 16時58分 chubby の計4匹、アワセミス6回、バラシ、ラインブレイクなし。外道無しです。 memo 3匹目で200匹達成しました。鯉釣りは受験勉強のため少しの間休ませていただきます。 BBQの終了後、暫く徳永さんと共に川崎側を上流に上っていましたが、僕は新二子橋上流を東京側に渡り、徳永さんはそのまま上流に上っていき分かれました。しかし、普段は難なく渡れるこの流れも増水で流れが変わってしまい、水量が多い上に深く、少し不安になってもう少し上流のF2を渡りました。ここも何時もより流れが早く、心配でしたがなんとか渡る事ができました。 まずはテトラ帯の様子を見ますが、水量が多く鯉の居着いている所が無かったので、そのまま下りお気に入りの二子橋上流を覗きましたが、先行者のルアーマンの方がいてここもパス。次に野川を見に行きました。 野川はゴールデンウィークの人だかりで虎の穴付近は釣りになりそうも無かったので、ゴム堰堤を見ましたが、濁ってしまっていて、何時もの釣り方「堤防の上からサイトフィッシング」ができない状態にありました。一応、対岸に渡り、ゴム堰堤のえぐれにパンを投げましたが、予想通りの無反応。そのまま上流に上りました。 何時もの仮設橋には既に尾崎君が立ちこんでおられました。しかし僕の狙いたい所には立ちこんでおらず、駆け足で合流(笑)。状況を聞くと良い釣りをしているようだったので、期待していましたが、狙っていた所はしっかり朝のうちに釣られてしまったようだったので、反応は鈍かったです。しかしどうしてもここで釣りたい理由がありました。それは以前100匹目達成のとき、反応のないままエデンに行き、結局100匹をエデンで達成してしまった事です。まだ時間があったので、少し上流の瀬からパンを流し、流れ全体をサーチしますが、一発目は反応無し。二発目で、単発の反応がありました。単発でも逃したくない、もう一度パンを流すと、離れた所でまた反応。「釣らなければ」と思い、フライを流しますが、パンだけを食べて無視。もう一度流しますが、やはり流下物だけ食べて無視、色をYELLOWにしますが投げたパンだけを食べて無視、そのうち反応が消えてしまいました。もう一回パンを投げてみたら、また単発の反応、またフライを流しますが、どうやら一個目の流下物だけを食べているようでした。なのでフライを最初に流せば釣れるのでは?と思い、パンの様子見をせずにフライを流すと、一発目で食ってきました。やっと一匹、1時間もかかってしまいました。 ここは反応が消えてしまい、もう一つ上のポイントに行きました。そこはいつも「仮設橋護岸」と書いている所。前回に引き続きカラシナが群をなして咲いていて、何時も狙っている場所の足下は行けない状態でした。上のエデンには尾崎君が粘っていて釣果を上げているようでしたが、気にせずにサーチ(笑)。いました。前回に引き続きものすごい数の鯉が反応してくれました。しかしここで一番恐れていた事態が起きました・・・ 「それにしてもカラシナが大きいな」と思いつつ、鯉を狙うためにカラシナを掻き分けて一歩目を踏み出したとたんに・・・。そこには足場は無く、カラシナの葉が重なっているだけでした。護岸の上から一気に転がり落ちて沈。その時に大きな音を水面に出してしまい、鯉の反応は消えてしまった。さらに落ちた時に杭に足をうってしまい、陸に上がった後は暫く動けなくなってしまいました。
長くなってしまい申し訳ございません、2通に分けて送る事にします。2通目は午後の釣りの事を書いていきますのでよろしくお願い致します。
2010/3/16 みなさんこんにちは、小野田傳治郎です。最近は雪が降った翌日に気温が20度になるなど異常な気候ですね。花粉もよく飛んでいるようで、心地いい季節なのに花粉に邪魔されます(泣)。気温の変化に体が付いていけないようで、ここ一週間少し体調が悪いです。声も鼻声。風邪かもしれないです。そんななか、僕は師匠に薫製を渡すためお、マルタの顔を拝むために二子に行きました。 前夜、寝るのが遅くなってしまい、起きたのは9時。慌てて準備をすませ、コーヒーを水筒に入れてパンを切り、朝食を食べてさあ行くぞと思った時、気が付きました。「今日は薫製を持っていかねば」という事です。というのも、約一ヶ月ほど前に王禅寺で釣ったロックトラウトの薫製を持っていくという事を師匠に伝えていたのですが、テストや雨で釣りに行けず、ずっと家の冷蔵庫に放置していて、そろそろ保存状態が危険なのではと思ったからです。見てみると色が怪しい。しかし前日に薫製の毒味をしていて、以上なしだからと思い、保冷袋に入れて持っていきました。 河原についてみると兵庫橋上には僕と同じくらいの年の人たちが盛んにコ式やルアーを投げ込んでいました。幸い虎の穴周辺は誰もいなかったので、先週の高反応を期待して流れに立ちこみました。川は幾分かすんでいて鯉が浮いているのが見える。期待してキャストしますが、食い気はなかったようで無視。仕方なく下流の「フライの成る木」前へ行きました。ここは少し深いのですが、大きな岩が沈んでいてその上にたてば狙えるのでパンを流すと一匹盛んに反応していました。フライを流しますが、無視。また流しますが、少し振り向いただけで、何事も無かったかのように過ぎ去っていく。「いくら何でも見切りがひどい」と思いフライを確認すると、無数の竹の葉が付いていました。それを取り外してキャストすると一投目で来ました。これで坊主逃れ達成。すぐにでもマルタが狙えるのですが、今から行くと師匠に薫製が渡せないので、そのまま粘っていると、上流にいた人たちが目の前にルアーを投げてきました。反応はあったのですが、木に引っ掛けてしまったようで、ウェーダーを持っている僕がルアーを取りにいき、反応は消えてしまったので上流へ行きました。 まずはゴム堰堤、と様子を見るといつもより多くの鯉たちがいました。反応もいい。しかし、見切る、見切る。そう、これはまるで先週の兵庫橋ではありませんが、「管理釣り場のように見切るゴム堰堤」でした(笑)。 仮設橋に行くと、いつも通りの反応で、2匹連続でかける事ができました。その後護岸まで行き釣り下り。ここ一帯は本当に反応がいいです。護岸で一匹かけますが、一走りでラインブレイク。「まだ次がある」と思いフライを結びかえようとしますが、あっ!と思いました。師匠から頂いたブレイデッドテーパーリーダーの中心付近で切れていました。生憎徳永さんから頂いた特性ファールドリーダーはベストに入っていない。そして、入っているのは尾崎君に以前作ってもらったミューシリンの塗っていないファールドリーダー。しかし無いよりはいいという事で緊急的に結び、ティペットをつけてフライを結び買えて、再開しますがイーダーが沈んでしまい鯉はそれが丸見えのよう。一度ピックアップしてフォルスキャストを繰り返しラインを乾かしますがすぐに沈んでしまう。しかしそのわずかな間に一匹が食いついてくれてなんとか一匹追加。しかしこの後鯉は厳しいだろうなと思い下流に下りました。そうしてから仮設橋に行くと、一匹反応が。やはり、反応があると釣りたくなります(笑)。なんとかダウンクロスでキャストしてティペットだけを水面につけて流すと、運良くドラッグフリーで流せてもう一匹追加。それ以後は兵庫橋上に師匠の姿が見えたので下りました。 兵庫橋では師匠が、がんばっていました。師匠に薫製を渡したら、師匠からもF1の薫製を頂きました。ありがとうございます。師匠と情報交換をしてから、鯉は厳しいと考えマルタにしました。ニンフでの釣りが基本なので、リーダーは浮こうが沈もうが関係ありません。むしろ、沈んでくれた方がやりやすいです(笑)。しかし、本流は思った以上に水量が多く、皆様の行っている「藤澤さんポイント」は狙える状況にありませんでした。しかし、マルタの屍があったので、「いるんだな」と思いながらマルタの冥福を祈りました。まだ産卵行動に入ってはいないのですが、今年も楽しませてもらっている事で感謝、感謝です。 釣り上りすると、いました、居ました。マルタの群れ。早速稲垣さんに言われた通りインディゲーターならぬ玉ウキとヨリモドシ、がん玉とニンフのセットで行きました。とりあえず最初のフライはエッグ。最初は流し方とあたりが解らず、全く魚の気配が感じられませんでしたが、そのうち解ってきて、ついにヒットしました。しかし、50センチをこす魚体の引き+増水している川の流れの強さでなかなかあがりませんでしたが、一瞬のスキをみて一気に抜き上げました。「やったー」と思いネットイン。見てみるとちゃんと口にかかっていました。数年ぶりのマルタ、しかも口にかかっていて気分は最高。そのまま同じポイントで16時頃まで粘って計6匹でした。 兵庫橋に戻ると、師匠と榎戸さんががんばっていました。マルタの話をすると、師匠はマルタを狙いに本流へ行きました。僕と榎戸さんでマルタフライの話をした後、後を追うように本流へ行きました。道中、榎戸さんと音楽に付いての話になりました。僕は主にジョージハリスンやサンタナからフランクザッパというアーティストの方の音楽を好んで聴いているのですが、学校の人からは「おじさんみたい」と言われてしまいます。どうなのでしょうか?(笑)。 話がそれてしまいましたが、さっきまで居たポイントに行ってみると師匠がしっかりとかけておられました。その後、3人でマルタを狙いますが、僕はインディゲーターをすべてロスしてしまい、厳しい釣りでした。やっと出た反応も合わせ切れ。もう無理、と後ろを振り向くと師匠が鯉をかけていました。釣果に入れるようです。鯉も活性が低い時はニンフなのかな、とも思いました。 日がだんだん隠れ、本流で兵庫橋から歩いたので帰りの時間を考えて終了にしました。マルタも鯉もだんだんと良くなってきているようです。問題はリーダー。対策を考えなければ。