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中州の木がまた1本(2000/11/05)
11月5日、中州の木がまた1本倒れそうです。昨年5月の増水で、中州の木が数本倒れて無くなってしまいましたが[川は変化する(1999/4/17 - 5/15)]今年もまた1本犠牲になりそうです。8月の増水(名古屋で被害の出た時です)で中州がえぐられたらしく最後に残っていた木の根元がそっくりえぐり取られていました。木の根元から崖までは僅か1mで崖面には根が現れています。地面は砂地なので横を流れている水が少しづつ中州を削り続けています。この木が倒れ、関係者によって伐採されて無くなってしまうのも時間の問題です。この木は中州に残された最後の大きい木で、多くの鳥達(メインはカラスと雀です)の休憩場所になっているのですが、無くなってしまうと彼等はどこで羽根を休めるのでしょうか?
97年に二子玉川園のホームから撮影した写真と今年11月に撮影した写真で中州の変化を確認してください。僅か3年で川はこんなに変わってしまうのです。写真の左の流れは野川です。右の流れが多摩川本流なのですが、流れが中州を削り続けこんなに小さくなってしまいました。2年連続で増水し河原の緑は流され、やっと育った頃にまた流される。河原が再び緑に覆われる日は来るのでしょうか。


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