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久しぶりの色物(2001/9/15)
9月15日、台風15号が通り過ぎ、流れは落ち着いたかな?と少し期待しながら出掛けたのですが、多摩川は1m近い増水と茶色の流れで全く釣りにならない。だから「今日はやめた!」と素直に引き返す私ではありませんよ(笑)。こんな時はどこが釣れるか知り尽くした多摩川!増水時のポイントは本流への支流の流れ込み。各流れ込みは本流に比べ流程が短いので豪雨から4日も経つといつもと同じ流れに戻っています。ただ、合流地点は増水した本流の影響を受けて平水より50cm位水位の高いワンド状態。このワンド状態の溜まりへの流れ込みが増水時のポイント。釣り人はほとんど本流の流れを見て諦めるらしく、のんびりした釣りができました。釣果はあの増水の後を考えるとまずまずで、土曜日(8尾)日曜日(9尾)でした。そんな中、久しぶりに色物があがりました。水面で餌を求めてクルージングの最中の白い魚体を見つけ、2m上流にキャスト。時々下流に向きを変えるのですがそのまま焦らずにドラッグが掛からないことを祈りながら待っていると、チャンと上流に向きを変えてくれる。フライを見つけた白く目立つ魚体はためらいなくフライに向かって浮き上がってくる。そして水面へ頭を出し[スウ〜ッ]とフライを吸い込む。いつもと同じ鯉のライズに焦ることもなく合わせ、しっかりフッキング。「色物は1%の確率で釣れる」と信じていたのですが、最近とんとご無沙汰で久しぶりの色物でした。


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