台風で流れが変わった(2001/9/23)
9月23日、少し増水の治まった二子玉川の様子を見てきました。先週も同じポイントに行ったのですが依然増水中で中洲に渡れず、様子を見ることが出来ませんでした。今週になってやっと中洲に渡れるくらいまで治まったので様子を見ることが出来ました。台風16号の影響はもの凄く、流れがずいぶん変わっていました。9月11日のNHKの台風情報の中で放送されていたライブ画像の多摩川はまさにここで、画面の左の土手からの映像でした。当然中洲は全て水没して東京側の土手から川崎側の土手まで全面の濁流でしたね。緑に覆われていた中洲(正面の木の茂っているところ)も見る影もなく削られ、ずいぶん小さく低くなってしまいました(正面の木のところまで行きたかったのですが、手前の流れが速くて渡れませんでした)。写真の手前の流れは今まで砂利床の中洲だったところですが砂利が削り取られて水が流れています(水はまだ乳白色に濁っています)。増水前は右端の流れの中の黒い塊の直ぐ横まで中洲がありました。まだ少し増水しているのでこの水が完全に治まれば正面の部分の水はなくなると思うのですが、深く削られたところがあちこちに残り、少しの増水でもこの状態になるでしょう。全体の流れは以前に増して広く浅くなり、鯉の居着くポイントが少なくなってしまいそうです。毎回の増水後と同じで、暫くは鯉のポイントを探して河原を彷徨くことになると思います。夏休みに撮影した[多摩川全エリア]も景色がずいぶん変わってしまったでしょう。また撮影に行かないと。
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