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出現した年代不明の川底(2001/12/08)
12月8日、夏の大増水以来大きく変わってしまったポイントの確認で二子玉川付近を探っていたら、第三京浜新多摩川大橋のすぐ上流左岸の3m近い崖の直下の川底にコンクリートの構築物を見つけました。それまで砂利に覆われていたものが夏の台風で現れたようです。川底の補強らしいのですが、一辺1.4mの正方形のコンクリート(ほとんど埋もれているので高さは不明)が10cm強の丸太を間にして2列で規則正しく並んでいるのです。丸太は交錯するところがお互いに錆びてはいるが太い鎹(かすがい)で固定されていました。そのコンクリートが崖の下まで続いて隠れているかどうかは不明ですが崖の下には丸太が規則正しく打ち込まれていました。この崖が存在していたらこんなギリギリには作らなかったと思うので、多分崖の土砂が堆積する前に作られたものと思われます。その後堆積した土砂が削られて一部が現れたようです。8年近く通って始めて目にしたもので、こんなものがここに隠れているとは想像もできませんでした。現れたこと以上にこの崖の下に隠れていることに驚いています。人間の力を遙かに超える自然の力を思い知らされました。また隠れてしまうのかそれとももっとどんどん現れるのか・・・


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