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この口では食いつけない(2003/8/31)
8月31日、砂金採りの疲れで寝坊してしまい遠征は止めにして二子玉川へ。いつものポイントでは対岸ギリギリを回遊している食い気十分な鯉が幾つも居ました。「よ〜し」と意気込んでキャストするとすぐにフライに反応する。ところがフッキングしない!何度も何度もライズしてくるのに乗らない。中にはフライに口がくっつくまで近づいてから水しぶきを上げていやがるのもいる。そんな中からやっと釣り上げた鯉は写真のように口が痛んで変形している。口が小さく指一本も入らない大きさ。この口ではいくら吸い込もうとしても吸い込めるはずがない。だから何度もアタックしてくるのですが。一尾釣り上げるのに一時間近くも掛かってしまいました。次に上がった鯉も見た目には普通に見えるのですが、これもこれ以上大きく開かない位に口が痛んでいた。こんな鯉達がフライにアタックしてフッキングしなければ「見切られた!」と思うしかないですね。本当にフライを[偽物]と見切っているのではなく上手く口に入らないだけなんです。こんな傷み鯉を釣るためにはもっとフライを小さくしないといけないのですが、釣り上げるのもかわいそうな気がしますね。
どうしてこんなに口が痛んでしまったのか、釣り人として真剣に考えないといけないのですが。


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