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まるで渓流魚のように(2003/11/3)
11月3日、浅川へ行きました。写真のポイントは対岸まで15m程あり全体に均一の緩い流れで深いところで水深1m弱、手前は30cmくらいの水路の終点です。静かに近づくとたくさんのコイの回遊が見られるのですが、どうも活性はあまり良くない。というのは、水深が浅いから水面に浮いているように見えるのだが彼らは底を見ながら回遊しているようで水深によってコイの深さが変わっていました。とりあえず水面近くを回遊しているコイの通り道を狙ってキャストしてみても、フライの直下をそのまま素通りして行く。どのコイに食い気があるか探しているうちに対岸の護岸に向かってライズしているのを発見。護岸に絡んだツタを引っ掛けないように慎重に岸ギリギリにキャスト。フライの着水の波紋が落ち着いたと同時に一気に飛びついてきた。まるで渓流魚が水面の虫に飛びつくように。流れが僅かに左にカーブしていて、直ぐ上流に草が水面まで垂れているのでゴミが集まりやすい状態になっているようです。手前の広いポイントを回遊しているコイを狙いたくなるのですが、彼らを無視して対岸狙いで4尾連発! 水しぶきをあげて一気に食いついてくれると本当に気分がいいですね。まるで渓流魚を狙って釣っているような気分になりました。


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