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水温が15度も・・(2004/1/24)
1月24日、浅川へ行きました。いつものコースをたどったのですが今回は今まで入ったことのない小さな水路をちょっと覗いてみました。この水路は用水取り入れのために掘られたものですが、上流部は砂利に埋まって現在は流れがありません。しかし現在の取り入れ水路との合流点には多くの鯉が集まっているので「奥にもいるかな?」と様子を見に行きました。すると上流から僅かな流れがあり、その流れ込みの浅瀬に十数尾の鯉が集まって水面に口を出していました。流れから離れて流れ込みに近づき、土手の盛り土の影から鯉に悟られないようにキャストして何とか釣り上げることが出来たのですが何しろ狭いポイント、残っていた鯉の姿は一瞬のうちに消えてしまいました。釣り上げた鯉の口にはご覧のような錆びたフックが刺さっていました。フックを外して撮影後流れに戻したのですがその水がずいぶん温かかいのです。計ってみると15度もありました。気温は10度以下、本流の水温も10度しかないのだから暖かく感じるわけですね。この流れは全て伏流水で上流の砂利の中から沸き出していました。この温かい水の誘われて鯉がいくつも入り込んでいたのでしょう。普段は見落としがちな小さな流れもこの時期は覗いてみる価値がありそうです。


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