[フリック]も[YGL]も・・・(2004/8/29)
8月29日、多摩川の鯉釣り仲間と渓流へ行きました。場所は前回と同じ[フリック]です。台風16号が西日本に近づいていて、お天気が心配だったのですが[何とかなるだろう]と言う軽い気持ちで出かけてしまいましたが、到着して流れを眺めて唖然としました。見事なまでの濁流です。普通の渓流ならここまで茶色の流れになるはずがない、と言うほど凄い濁り!管理棟にも人影はなく諦めるしかありませんでした。しかしそこは釣りキチの集団。どこか釣れるところはないかと相談し「大井松田にYGLがある。ここからはそれほど遠くない」と言うことで早速電話。しかし谷の底は圏外。ヤビツ峠を越えてから再び電話。「少し濁りはありますが大丈夫ですよ」の返事に喜んでYGLへ急行。確かに流れは少し濁っている位で釣りには問題なさそう。早速入漁券を購入し振りしきる雨の中を流れへ。濁りのためは水面への反応が弱かったのですが何とか一尾目をゲット。「それなら目立つ色のフライにしよう」と木陰でフライを交換して振り返ると、流れの色が変わっている!今まで見えていた川底が見えない!「??」と考えているうちにどんどん色が濃くなっていく。水辺に立って僅か30分しか経ってないのにここも見事な濁流になってしまいました。濁りの入る直前に何とか1尾釣ることが出来たのですがそれでおしまい(手前は快調に釣っていた行安さん。奥が私)。お天気判断の甘さを痛感しました。ご一緒された皆さん、本当にごめんなさい。再度、状況のいいときにリベンジしたいと思います。
翌日、行安さんが[フリック]に確認したところ「上流の工事のせいかと聞いてみると、現在工事はしておらず、以前流れ込む沢に作った砂防用の堰堤のせいだそうです。堰堤工事のため周辺の木が伐採され集中的に降られると土砂が流出するそうです。フリックの方も元に戻るのに20−30年位かかるのではと嘆いていました。YGLも同じような現象でしょう。」と言うことでした。
当日の様子が[フォトギャラリー]の徳永さんのページに掲載されています。 |
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