Top-Image

line

これは何だ?ひょっとして・・(2004/11/3)
11月3日、二子へ行き、久しぶりに本流の様子を見ました。本流は台風後の増水が治まりきっていなくて依然20-30cmほど増水していました。速い流れの中、黒牛ながら釣り下り岸辺の小さなワンドの緩い流で掛けることが出来ました。岸辺がなだらかな砂地だったのでネットを使わずそのまま引きずりあげたのですがお尻から何か飛び出していました(写真1)。
変な物を食べて引っかかっているのかな?と覗き込みそ〜っと触ってみると表面は白くて柔らかい。ちょっと押さえるとヒビが入りながら簡単につぶれ、中は茶色のゴミのような物ばかりでした。「ひょっとするとこれは鯉の糞?」と思い、お腹の部分を押さえてみると、[ムニュ〜]っと次が出てくる(写真2)。[??]、どう考えてもこれは鯉の糞としか思えないので腹鰭の前から絞り出すように順に押さえてみると、出るは、出るは。次々に出てくるのです。親指くらいの太さの糞が[とぐろ]を巻いてどんどん出てきました(写真3)。「わ〜、気持ち悪〜い!」と言う歳でもないのでその糞を詳細に調べました。糞の中身は[木の葉のような植物の繊維]と[細かい砂]だけでした。その瞬間、鯉が一暴れしたらその固まりは鯉に押しつぶされてしまい、見事な[とぐろ]が崩れてしまいました。水を掛けると泥が溶けて中身がはっきりするかな?と思って水を掛けたけど何も変わらず、地面の砂と同化してしまいましたね。
中身が全部出てしまったのだからお尻の穴は小さくなるかと思ったが、そのままの大きさでした。鯉って以外に締まりが悪いのですね(笑)。
ネットで掬い上げていたらこんな糞を見ることはなかったでしょう。イヤ〜、驚きました。


line
サイトマップへ
Copyright © 2004 Katsumasa Fujita