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生きていた[鯉の回遊路](2005/1/4)
1月4日、昨年は雨が多く流れの変化が激しくてポイントを絞り込むのにずいぶん苦労しましたし、今でも絞り込むことが出来ないでいます。そんな状況で釣り下っているうちに数年前に見つけた[鯉の回遊路]を思い出しました。周辺の流れはずいぶん浅くなっていてこの小さなテトラの間にいるかどうか自信はなかったのですが静かに様子をみると以前と同じように鯉が次々に回遊してきました。ここまで辿り着くのにずいぶん時間を使って僅かな釣果しか得られなかったのにここに着いたとたんに入れ食いになり1時間で6尾と最近では記憶にない状態になりました。本当に小さなポイントで周りは崩れたテトラで囲まれているため針掛かりした鯉を如何に素早く本流に引きずり出すかに全てが掛かっています。ちょっとでも油断してテトラの中に逃げ込まれたらラインブレイクは確実。しかもポイントの中で暴れ回られたら周りの鯉が全て警戒モードに入ってしまうので一瞬が勝負です。掛けのは7尾ですが1尾はテトラの向こう側を泳ぎ回って一発でラインを切られてしまいましたがそれほど暴れなかったので引き続き釣ることが出来ました。釣り上げた6尾は全て問題なくテトラの上を誘導して本流に出てもらうことに成功し短時間での爆釣になりました。もう少し早くこのポイントに到着していたら、と考えると悔しいですが次回も同じところで釣れるとは限らないので、余り期待しないで余裕を持って再度挑戦することにします。ポイントはどんなに変化しても生きているものなのですね、勉強しました。


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