やっと見つけた、回遊路攻略法(2005/2/12)
2月12日、コイは沢山居るのに思った釣果が出ないので同じポイントに3度も通い、やっと攻略法を見つけました。今まではテトラの上からテトラに隠れながらキャストしていたのですが1尾フッキングすると残りのすべてのコイが警戒態勢に入ってしまい数の割に釣果が伸びないのです。そこで今回は視点を変えて対岸から攻めてみました。しかし、対岸からだと真ん中に速い流れがあるのでどうしてもドラッグが掛かってしまう。竿先が流れを越えるところまで立ち込めればドラッグの掛かりをかなり少なくすることが出来そうなのだが・・・
流れの中を探したら、ちょうど流れ込みの横の川底に僅かながら平らな部分が見つかった。水深もそれほど深くなく立ち込むのは絶好のポイントだ。そのポイントから対岸を眺めるとテトラBの周辺のコイの口が覗いていた波の無い緩い流れが丸見え。ちょうどテトラの上からだと上に伸びたテトラの影になって見えにくかったところ。そのテトラBの周辺は僅かながら下流から上流に向かって逆流しているのがフライを落として初めて気が付いた。しかしその幅は非常に狭く、少しでもラインがその範囲の外側に落ちると手前の流れの影響でドラッグが掛かる。しかも竿先から垂れたラインに掛かる手前の速い流れの影響も極力抑えないといけない。旨いことに速い流れとの間に崩れたテトラAが頭を出している。このテトラAの上にラインを載せると手前の流れの影響をかなり押さえることが出来る。テトラBの周辺にフライを落とし、手前のラインをちょっとメンディングしてテトラの上に載せるともう完璧。下流からやって来たコイが次々と食いついてくれた。テトラの上からだとコイはテトラBの周辺を暴れ回るのだが、対岸からだとすぐに流れに逃げ込み周りのコイを脅すことも少ないようでこの時期には珍しいまさに入れ食い状態でした。次回も入れ食いになると嬉しいのですが(笑) |
|