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先週は良かったのに今週は釣れない!(2005/10/22)
10月22日、先週は快調だったが到着が遅く短時間しかできなかったポイントに、今週は初めから狙って直行。流れを渡ってポイントに行くのだが流れの透明度が凄く良いのに気が付いた。川底の様子が先週は見えなかったところまでよく見え、渡渉ポイントそれほど深くないことが判った。到着したポイントでは水面に波もなく条件は良かったし透明度が良く1m以上ある底まで見ることが出来た。水温は少し下がっていて昼過ぎで18度。その為か水中に見えるコイの動きは非常に鈍い。集まってはいるが中層に定位している感じでほとんど動かない。先週あれほど食い気に溢れていたのに・・。コイの活性を見るために投げたパンにもなかなか反応せず、暫く経ってやって来たヤツが一粒食べて「プィッ」と横を向いて潜って行く。しかも水面近くに浮いて移動している姿が非常に少ない。やっと水面に浮いて周りをキョロキョロしながら泳いでいるコイを見つけ2m前方にフライを落とすとラインが落ちた瞬間に向きを変えてUターンしてしまう。どうにも手の施しようがない!何とか1尾釣り上げたが後が全く続かない。仕方なく流れ込みにある下水出口に移動。そこには先週以上に沢山集まっていて嬉しくなってさっそく第一等。ところがラインが水面に落ちると同時に群をなして静かに溜まりから出て行く気配。慌てて逃げ去ると言うより「何か変だな?とにかく帰ろうか」と言う感じで次々と流れの方に移動して行く。その途中でフライに食い付いてくれた1尾を取り込んでリリースし次は・・とポイントを眺めるとそこには一尾も姿が見えなくなっていた。何と言うことだ!先週はあんなに次々と反応してくれたのに。透明度が良くなって周囲がよく見えるようになったためコイが敏感になっているようだ。
こうなると水面近くにいる活性のいいコイを見つけても、その直ぐ前にフライを落とす事は出来なくなってしまう。かなり遠くにフライを落として回遊路に合わせて微調整しフライへの反応を待つしかないのだが、やっとフライの所に来たと思っても沈んだままフライを無視して行く。フライを見切のならフライを交換してでも食い付かせることもできるのだが、[無視]されたのではどうすることも出来ない。出発が遅くなったが「3時間もあれば大丈夫だろう」と高をくくって出掛けたのに2時間で2尾しか釣れていない。終了時間を気にしながらコイの居そうな所に遠投して辛抱強く回遊を待って1時間半でやっと4尾追加して終了。今日はポイントの選択を間違えてしまったようだ。


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