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やっと日の目を見たマテリアル(2005/11/26)
11月26日、前日遅れていたフライの納品がやっと終わり残り少ないことが気になっていた自分用のフライの制作に取りかかった。ヤーンの入っている袋を取り出して何色にしようか悩んでいるとき、袋の底にフェルトが入っているのを見つけた。かなり昔に買っておいたモノだがうまい使い方を見つけることが出来ずそのまま忘れていた素材。「何とかモノにならないか」と思い、試しに[フラット]用の抜き型で打ち抜いてみた。「やった!」見事に打ち抜けた。「これなら何とかなりそうだ」と言うことで早速[フラット]用のフローターに瞬間接着剤でくっつけてみた。「うん、うん。いいぞ〜」剥がれる心配もなくしっかりくっついている。とりあえずフックに止めてみる。「フェルトの端が少し気になるな〜。シャンクの上に乗る感じだとフックとの一体感が弱い」と言うことでフェルトにフックを通して止めてみる。「やった、出来た!」いとも簡単に出来上がってしまった。ヤーンのように巻いてからのトリミングをやらなくていい。フェルトとフローターの端を自己満足のためにほんの少しカットしてお仕舞い。自分でも驚くくらい簡単に出来上がってしまった。浮き方も調子いい。ただ、フローターを少し厚めにしないと全体が小さいので少し見難い感じだった。後は実釣テストのみ、と言うことで早速浅川でテスト。ポイントは23日に失敗した用水出口周辺。前回と同じで用水出口では1尾しか釣れなかったがそのすぐ下流左岸でまさに入れ食い。釣り始めからの1時間で6尾。次の1時間で4尾、とここまでは良かったのだがコイの反応がどんどん弱くなり次の1時間では3尾しか釣れない。しかし、釣っていた場所は最初に水辺に降りた所から僅か50m程しか進んでいない。前回の様子からそれ以上下流に行っても反応が鈍いだけだと判っていたのでじっくり粘ることにし、日没直前までに3尾追加。おしまいにしようかな?と思いながら用水出口の様子を見たらまたコイが集まっている。最初と同じようにテトラの間からフライを送り込んで1尾追加して終了。新素材のテストは17尾釣り上げ満足な結果。次は厳しい二子でのテストだ。釣れるといいけど(笑)


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