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場所選びが重要な要素に(2007/1/8)
1月8日、前回ちょっと復活の兆しが見え、期待しながら浅川へ行きました。平山橋下は6日の雨の影響で水位が10cm程高い。いつもの右の流れは前回よりも流れが速くコイも落ち着きがない。前回トロ場だったポイントも逆流の渦が強く流れフライが安定しない。落とし位置を色々試しながら3尾釣り上げるのが限界で左岸の細流へ移動。しかしここもいつも通り1尾で沈黙。途中の流れをパスして一気に下流のプールへ。流れ込み横のテトラ裏に流れ側からフライを送り込み何とか1尾追加したがそこでお仕舞い。その下流の様子を見ると前回と同じ場所に餌釣り師が居る。流れ込み部分からサーチしたが今回は餌釣り師の下流でも反応がない。ちょっと速い流れを慎重に右岸に渡って右側の様子を見たが、ここにもコイは居ない。こうなったらいつまでもぐずぐずしないでポイント変更!再び一番橋下に移動。東豊田用水水門に辿り着く前に前回のポイントを覗いたが水位が下がっていてコイが入り込むだけの水量がない。そのまま水門の下まで行き流れを眺めると「居た居た!」水門前のテトラの陰のトロ場にいくつも集まって水面の餌に掃除機ライズ。コイに感づかれないように遠回りして水辺に降り、手始めに水門出口の浅場のコイを2尾釣り上げ、本命の掃除機ライズに挑戦。サーチにも素直に反応し、かなり期待がもてた。浮いている集団の中心に向かってフライを流せば確実に釣れるのだが、その1尾でポイントがお仕舞いになるのは明らか。こんな場合はまず周辺から攻める事にしている。一番端にいるコイを狙ってフライを上流に落とすと狙い通り素直に食い付いてくれた。予定通り集団から遠ざけるように誘導し残りのコイが依然餌に夢中になっているのを確認しながら取り込み。撮影してから離れた場所にリリースしてポイントに戻ってみるとコイの姿は一つもない。「あれだけ慎重にやったのに・・」と悔やんでも仕方がないから次のポイント探し。狙いは東豊田用水から流れ込んでくる流れのエサを求めて回遊するコイ。水位が低いときは岸辺の沈みテトラに巻き込まれてラインブレイクの危険性があるが今回は水位が高いから少しは安全かな?コンクリート護岸の直ぐ下は平らになっているので、そこから沈みテトラの上を中心に流す。コイは直ぐ横の速い流れを避けて沈みテトラ帯の緩い流れを回遊しているから岸沿いに立ち込んでのキャストは有効なはず。沈みテトラも一部で盛り上がっていて、その下流はいつも好ポイント。キャスト出来る限界まで近づき出来るだけ流れと平行になるようにラインを落としコイの回遊を待つ。左岸沿いに下りながらテトラ帯の上を流し、ほぼ一定間隔でヒットしてくれた。狙い通りの所で狙い通りにヒットさせるのって気分いいですね(笑)。このポイント、年末の増水で上田用水の取り入れ土手が崩れポイントはかなり長くなっている。いつまでこの状態が続くか判らないがとにかく今回はいい場所に当たった。やはり場所選びって重要ですね。


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