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二子が好調持続-マルタの気配も(2007/3/10)
3月10日、日曜日はフィッシングカレッジの実習で奥多摩に行くのでコイ釣りは土曜日しか出来ないが、3月は好調なので数稼ぎの浅川を止めてマルタ情報収集を兼ねて二子に行きました。いつもの兵庫橋に行くと流れは工事の濁りで茶色。すぐに諦めマルタ探しに新二子橋上に直行。とりあえずメインはコイ釣りなので新二子橋上左の流れから様子を見る。新二子橋の橋桁補強工事の仮設橋が流れを覆い周辺は立入禁止。左岸のテトラ沿いをサーチするがコイの姿は見えない。上流の浅瀬を中州に渡渉し右岸の様子を見る。橋桁下に向かって流れは左に寄り右岸側は緩い浅瀬状態。その緩い流れの境目でコイのライズを見つけた。遅い流れにイライラしながらフライを20m程送り込んだとき右側から一気に飛び出してきた。釣り始めてから20分しか経っていない。さい先のいい一尾目で余裕が出来たので、昨年マルタが産卵場所に選んでいた上流部の瀬に様子を見に行った。しかし、マルタの産卵はまだ始まっていないし、瀬にその姿を見ることもなかった。ちょうど中州の反対側でフライマンがキャストしているのを見つけ「マルタですか?練習ですか?」と声を掛けた。その方はキャスト練習に来られていて「練習の合間にちょっと振ってみたらマルタが釣れましたよ」と言う貴重な情報。「今年は暖冬で水温が高いから、もう来ているのか」と納得。そこから下流に様子を見ながら下り新二子橋の上流に来たとき、橋の陰になっている部分で幾つものコイがサーチに反応した。始めの狙いは流れの右にある橋桁周りだったのだが、左側の流れのあちこちで反応。気付いた地点からフライを送り込み20m先で直ぐにヒット。流れもそれほど強くないのでその場で取り込みに入ったら、途中でコイが動かなくなった。「ん?おかしい。石でもあるのかな?」と思っていたらコイの動きも感じられなくなってしまった。ゆっくりロッドを立ててみると水中に引っ掛かった枯れ枝に絡んだビニールが浮いてきた。障害物に絡んで痛恨の途中バラシ。しかしコイの反応は止まらない。直ぐに次がヒット。今度はその障害物を避けるように中州側に移動し浅場に引き込んで取り込み。この後今の二子では考えられない間隔で3尾追加した所で藤澤さんから電話が。「今どこ?」「マルタを探しながら第三京浜の所」「こっちに来たら?マルタも居るみたいだから」と。その後、藤澤さんが到着するまでに2尾追加した。それから二人で、先ほどキャスト練習していた方はすぐに引き上げられていたのでそのポイントへ。流れは瀬が岸にぶつかるところで流れの筋にはマルタらしい動きが波間に見られ、流れに沈んだ黒い集団も。藤澤さんがキャストしたがマルタ用のフライにはちょと遠い感じのフライなので食い付く気配はない(笑)。それでも粘る藤澤さんを残して「ツ抜け」狙いに元の新二子橋下へ移動。しばらくポイントを休めたのですぐに2尾釣れたがそこで反応がストップ。下流に反応を見つけ移動して行ったが到着した時には姿が消えていた。そこから流れが左にカーブし再び一本の流れに合流するその流れ出しの瀬に、数人の釣り人がマルタを狙っている。ちょうど釣り上げられたところだったのでマルタの写真を撮らせていただきしばらくお話をした。それからもう一尾釣って「ツ抜け」を達成しようとしたが追加することが出来ず悔しい9尾に終わってしまった。しかし二子で2週連続で好調だったので気分がいい。明日の奥多摩での「フィッシングカレッジ」でヤマメが釣れるといいのだが・・。


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