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マルタを狙って始めてマルタを釣った(2007/4/7)
4月7日、奥山さんとマルタを釣りにいきました。前回姿を見ることなく玉砕した同じポイントです。最初に先週藤澤さんと菅田が大釣りをしたポイントに行ってみたが、数尾が足元から逃げ去っただけで群が見あたらない。「どこかかにいるはずだ」と奥山さんとあちこち探したが見つからない。やっと奥山さんが見つけたのは左岸の工事のテトラが水辺に積み上げたられたすぐ足元。「この下に沢山いますよ」と奥山さんが大きめのガン玉を付けて落とし、見事にヒット。取り込みの段階になって「二ゴイです」と残念そう。しかしマルタの姿は沢山あるようで粘っていらっしゃいました。私もそこに行って様子をみようとテトラの上を歩き始めたのですが、到底奥山さんの所に辿り着くことが出来ませんでした。テトラの間隔が広くとても普通の人が歩ける状態ではない。「海のテトラで慣れていますから」と奥山さん。さすがですね。その後マルタの姿が見えなくなったので新しいポイント探し。先行して移動していた木村さんから、新二子橋下の瀬に姿があるとの情報。現場に着いてみると、今年始めてみるマルタの群が早い瀬の中程に黒い帯になって見える。ルアー釣りの人が一人だけだったのでその上下に分かれて釣り開始。奥山さんと木村さんは既に幾度もマルタを釣り上げていたが、私はまだマルタを狙って釣り上げたことがない。フライは「多分こんなものだろう」と作った小さめのエッグ。30cm上により戻しとガン玉を付けて沈め、群の中を流す。皆さんの話を聞いていると「スレ掛かり」が非常に多いとの事だったので、ラインにテンションを掛けず流れと一緒に流し、当たりはラインの変化で取るようにした。流れと一緒に動いて行くはずのラインが突然止まるので弛み分を見込んで大きく合わせると竿先に魚の反応。慌てないでゆっくり竿を立てると素直に近寄ってくる。それほど激しく逃げ回ることもなく生まれた始めて[マルタ]を釣る事が出来ました。上流側では奥山さんが、下流側では木村さんと途中から合流したいないなさんが加わって華やかなマルタ釣りの饗宴。「スレ掛かりが多い」と皆さんぼやいていましたが、私は一度背中に掛かったのがあるだけで残りは全て口に掛かっていました。途中いないなさんと入れ替わり最下流部で釣っているとき、強い引きに合い「スレかな?」と思いながら魚に引きずられ下流へ行くことになった。流れに乗って走りなかなか止まらない。やっと流れが緩くなったところに辿り着いたが引きは治まらない。「これはマルタじゃない!」と言うことが判ったのは水面に太い胴体が見えたとき。マルタの卵を狙って来たコイを釣り上げてしまったのだ。68cmの丸々太ったコイ。マルタのつもりだったので強く引くこともせず素直に魚に付いて行ったが、コイと判っていたらもっと早く取り込むことが出来たのに、と思うとちょっと悔しい。一度、途中で当たりが急になくなってしまった。マルタの姿は水中に見えるのに当たりがない。「おかしいな?」と思ってフライを確認すると、より戻しの上に付けたガン玉が無くなっていた。このガン玉とより戻しの重さがちょうど流れの速さに合っていてフライがマルタの口元を上手く流れていたのが、そのガン玉が落ちてフライの流れる層がマルタの口より浅い場所になって食い付かなくなったのだろう。微妙なものですね。ラインが止まって合わせたとき、時折スレ掛かりなのだろう激しく水しぶきを上げてマルタが逃げ回る。フックはバーブレスのチヌ針0.6号だからすぐに外れる。当たりは次々にあるから全く焦ることもなく快調に釣れていった。奥山さんが帰られる3時半までマルタを楽しんで合計11尾。マルタを狙って生まれて始めてマルタを釣り上げることが出来ました。その後コイ釣りに変更して2尾追加しコイも合計3尾釣れました。イヤー、楽しかったです。奥山さん、早朝から遠路遙々ありがとうございました。また、来年も楽しみましょう。今度はもう少し早い時期に。

オオカワジシャ


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