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狭いテトラの間を狙って(2007/6/2)
6月2日、出掛けるのが1時過ぎと遅くなったが浅川へ行きました。河原に降りたのは2時20分で、南西風が強くいつもの平山橋上流のプールは一面に波立っていたし、釣果もそれほど期待できないのでパス。始めたのは東豊田用水から。先週より少し上流から流れに入り濁りを出来るだけ起こさないように気をつけながら下った。コイは目の前で反応したがいつもと同じようにどんどん下流に移動してしまう。流れの幅は狭く下流は用水取り入れ口の水門で終わるから、コイが何処かに行ってしまう心配はないのだが・・。一尾目は流れに立ち込んでから15分後。30ヤードラインを送り出してヒットできた。しかし左後ろからの風がポイント下流の左岸の高台を巻くようにして吹いていて、流れの左側から細かい波が広がり水面のフライは全く確認できない。狙いは右側の波のない部分。コイも岸沿いの草の前辺りで反応がいいがちょっと遠い。普通ならこのように狭いポイントでは長くラインを出すことはないのだが、泥が舞い上がり濁り下流に流れていくのを避けるため、移動を極力少なくして遠くから狙ってみた。立ち位置から40ヤード以上ラインを出して右岸の草の前から2尾目を引きずり出したのは一尾目から30分後。そこから少し下流に移動して3尾目は15分後。同じように右岸の波のないところを狙って4尾目は16分後。この後一尾をラインブレイクしてしまった。コイは警戒モードに入ってしまったのかしばらく反応がない。それでも粘ってやっと次を掛けたがこれを途中でバラしてしまい、ここで反応は完全にストップ。ここを諦め平山橋直下のプールへ。先週、流れの中央にいたコイを威してしまったので今日は静かに中央も意識しながら流れに入っていった。お気に入りの左岸の巻き返しでは全く反応がない。そこで流れの中央をサーチすると僅か5m先で反応がある。慌てて左岸沿いに送り出していたラインを手繰り目の前にキャストしたがコイは下流に消えてしまった。しかし、そのすぐ横でも幾つも反応があり焦らない様に気をつけながら上流からフライを繰り込んだがフライには反応してくれない。結局ここで40分近く粘ったが釣果無し。次の狙いは床固右の流れだが、床固の上に来てみるとそこには親子連れが網を持って遊んでいる。そのまま床固下へ。先週一尾釣っていたので右の流れの分もと粘ってここで2尾追加。その後左の細流で2尾追加。そのまま下のプールへ。先週と同じように右岸から攻めることにした。途中に流芯を挟む形になるが水深がそれほどないので出来るだけ対岸に近付くようにする。しかし全く流芯の影響を受けない訳ではないので、真横の対岸へ落としたフライはほんの10秒くらいしか安定してくれない。それでもテトラ沿いに上流に向かってくるコイの位置を確認してその前方1m位にフライを落とすとドラッグの掛かる前に食い付いてくれる。3尾連続で釣り上げた頃からテトラ前を回遊してくる数が少なくなってきた。対岸のテトラの中に下流から回遊してくるコイが居ることを見つけ、テトラの中狙いでキャストを開始。しかし、上流からの風でなかなかテトラの中にフライが落ちてくれない。やっとテトラの中に落ちたと思ってもコイは対岸に向かっていて後ろに落ちたフライは無視する。コイの向きまで確認して狙い通りにフライを落とすことが出来ると素直に食い付いてくれる。しかしラインのチェックを怠りラインブレイク。しかもバラシの連発で日没までに3尾追加する間に4尾も逃げられてしまった。このところ二桁前半の連続なのでもう少し釣りたいと期待したが、釣り時間も短かったので14尾で納得することにした。

ヒメジオンイグサ


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