藪コギが厳しくなった(2007/6/23)
6月23日、先週がお休みだったので久しぶりの浅川です。いつものように平山橋上流左岸の東豊田用水の様子を見るために中州を横切ったのですがこれが大変でした。取っ掛かりは本流の流れ横から中州に登る。ここは段差が1m程あるが全く問題なく登れた。しかしそれからが凄かった。二週間前も同じコースを辿ったのだが足元に用水から彫り上げた砂利が盛り上げられたところがあって幾度か躓いたり落ち込んだりはしたがそれほど歩きにくくはなかった。しかし今日は、二週間ぶりだったせいか草が生い茂り足元どころか前もよく見えない。しかも、クズやカナガシラ、ママコノシリヌグイなどの刺や毛の生えた植物の蔓が縦横に走っている。一歩踏み出す度にクズを切りカナガシラを引きちぎって進まなくてはいけない。しかも砂利の斜面はズルズル滑りクズに絡んで転んでしまう。やっと途中の高いところに辿り着いて一息休憩。上の写真はその時のもので、歩いた距離はほんの20m程しかなく、用水までの中間点。汗びっしょりになってやっと用水に辿り着き1m程の段差を下ってやっと用水に立つことが出来た。用水に降りる直前にコイが流の下流側に居ることを確認していたのだが、流に降りてみるとコイは全て下流に移動していた。30-40m下ってやっと一尾目を釣り上げ「さあ取り込みだ」と思った瞬間、ベルトの後ろに差して在るはずのネットが無い!藪コギの途中で落としたのだろう。コイは結構太目で重そうだったが左岸の草が低いところまで水中を引きずって移動し、抱きかかえるようにして陸に揚げた。写真を取り終えてリリース後上流の降りたところに戻ってみた。在った在った。ちょうど岸から流れに降りるとき座り込んで下った位置のクズの葉陰に転がっていた。ネットを回収して元のポイントまで戻ってみたがコイの姿はなく全くない。そのまま流を平山橋下まで下ってやっと2尾目を釣り上げることが出来たが持ってきた麦茶は底をついてしまっていた。平山橋直下の床固上のプールでは、いつものところにコイは居なくて釣果無し。そのままバイクに戻り少し下流の自販機まで行って飲み物を補給。再び床固横に戻り再開。ここに来たとき、右の細流で親子連れが遊んでいたが彼らの姿はなかった。静かに細流に近付き流を覗き込むと落ち着いた感じでコイが泳ぎ回っている。流れ込みの崩れテトラの間からテトラの間にキャストして、すぐにヒット。走り回られないようにちょっと強引に手元に寄せ、上流側の草の間で記念撮影してリリース。上流側に立ち位置をとったおかげでコイは警戒モードに入らず連続で6尾釣ることが出来た(ここでの6尾は久しぶりだ)。その後左の細流に行って見たがここは流が細くなっていてコイの姿はなかった。そこから下流に下ったがプール左岸のテトラ上に餌釣りが一人。左岸沿いに下ることが出来ないので右岸に移動。彼の邪魔にならないように流れ込み上部で様子を見た。いつもの左岸のテトラ沿いにはコイの姿が少なく、逆に右岸沿いでの反応が結構ある。流れ込みで2尾釣り上げたところで5時になり餌釣り人は引き上げて行った。彼が居たところは流に沈んでいる石のすぐ下流で上流ほど速くなく下流よりはちゃんと流れているところでコイの回遊が多い。しかも流芯の左右どちらにも回遊してくる。そんな中で釣り上げた73cmのこの日の一番の大物は口に餌用の針を二本も並べてぶら下げていた。先の餌釣り人が途中で掛けたコイを取り逃がしているのを見たからこの内の一本は彼の物かも・・。フォーセップで針を引き抜いてリリース。その後順調に釣れ続き久しぶりにダブルの予感もしたのだが終わってみると18尾の釣果でした。出だしでの藪コギで足腰がかなり厳しかったけれど久しぶりのダブルに近い釣果に満足な一日でした。今度から用水に入るときはもう少し上流の草の少ないところからにしよう。 |
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