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二子は厳しいな〜(2007/9/1)
9月1日、一週間空いて久しぶりに釣り。浅川に行きたかったが諸般の事情により二子へ。到着すると田中君が一人。流は上流の工事の影響で薄茶色の濁りで浅い川底が見えない。勿論コイの姿は見えないからコイからもこちらの姿は見えないはず。しかしフライも見えないと言うことは厳しい。お気に入りの倒竹周りで様子を見たが反応がない。時折水面近くに黒い姿が微かに見え、フライに近付いてくるが全く食い気なく通り過ぎる。こんな水面に目立つのはカメの姿だけ。暫くカメと遊んでコイの食い気が上がるのを待ってみたがなかなかそれらしい気配がない。1時間が経過したとき倒竹の奥で1尾が反応。するとその周辺で2尾がほぼ同時に水面に反応した。慌てて倒竹の奥にフライを落とし、ドラッグが掛からないことを祈りながら待つこと2分。突然水しぶきが上がって食い付いてきた。コイにしてみれば「餌だ!」と飛びついたが「餌じゃない!」と慌てて反転したのに「遅かった」と言う感じ。これで何とか1尾目を釣り上げたが、あれほど集まってきた群は何処かに消えてしまった。上流部かな?と思い移動してみた。テトラ帯の前まで来たとき対岸のテトラの中に白っぽいコイの姿を見つけた。威さないように写真を撮って一歩近付くが動かない。また一枚撮影して一歩動く。これを繰り返したが最後まで動かなかった。コイはテトラの中に頭を突っ込み人の気配にも動じない。水中にカメラを入れて撮影したが動かない。最後はネットですコイあげたが全く抵抗しない。よく見ると目が落ちくぼみほとんど動かない。通常コイは横になると目は体の下側に動くのだが。ネットから出してリリースしたがその場所から動こうとしない。再び倒竹の所に戻ってみたがコイの反応はない。そんなといないなさんが登場。「今日のいないなプールはよかったです。1時間で3尾でした」と。こちらは2時間以上掛かってやっと1尾。暫くして土屋さんも登場。「厳しいですよ」と伝え4人で1時間、全く釣果無し。いないなさんと本流へ移動。私はいつもの通り橋桁下へ。橋桁に上るとき田中君がアユのハミ跡を見つけた。橋桁下の基礎に付いていたが水中から撮影すると、ハミ跡の上に水草が生えていたからこのハミ跡はしばらく経っているものと思われる。橋桁下で田中君と右左に別れて粘り、私は30ヤード先の左右の合流点から何とか2尾目を釣り上げることが出来た。気温が下がったのでさすがに水遊びをする若者はいなかったがコイの反応は鈍かった。1尾釣り上げた後は反応がストップ。反応するのは60ヤード以上下流で単発に。ここを諦め二人で茶店前へ。茶店前ではいないなさんが下流側で粘っている。その上流側に入り、3人並んでキャスト。しかし釣れない。前回はそれでも食い気のあるコイが時々回遊していてそれに向かってキャストする楽しみもあったのだが、今回は何も無い。そう言えば前週の夜に激しい雨が降ったからその影響かな?上流から回遊してくる姿を見つけ、その通り道にキャストしてうまく食い付かせることが出来たが、余りの反応の少なさに日没まで粘る気力がなく「ダメだー」と諦めてしまった。土屋さんは上流でその後も粘っていましたが・・・。

アリタソウホソアオゲイトウ


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