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スレ掛かりの連続で・・(2007/9/15)
9月15日、台風の影響がどの位残っているか気にしながら二子に行きました。本流は依然増水が治まらず茶色の濁りと速い流れ。ポイントは濁りも増水も治まっている兵庫橋上しかない。ポイントには既に田中君が朝から立ち込んでいて、快調に6尾釣り上げている。「素直なコイが多いですよ」との言葉に期待してポイントに入ったのだが全然素直じゃない。どうも素直なコイは田中君に釣られてしまったようで見切る見切る(涙)。フライに向かってくるが途中でUターンしたり直前で止まって慌てて潜る。釣り始めて30分後にフライに水しぶきが上がったら。また見切りか、と思いながら合わせるとコイの引き。しかし動きが通常の掛かり具合じゃない。横の動きは遅いのになかなか手前に寄って来ない。どうもスレ掛かりのようだから無理をせず、コイの動きに合わせながら慎重に寄せる。フライは腹鰭の根元に刺さっていた。それから、反応はあるがフッキング無しで40分が過ぎた。そしてまたしてもフライに水しぶき。そして、また腹鰭へのスレ掛かり。体の中央に掛かっているから流の中でやたらに重い。「またスレだよ」と隣で釣っていた田中君にぼやいた。その10分後今度は水しぶきはなくコイの姿も見えないままフライが水中に消えた。慌てて合わしたらヒットしている。動きはそれまでの2尾に比べてスムース。ちゃんと口に掛かっているように思えたので「やっとまともに掛かったよ」と田中君に話しかけた。で取り込んでみるとまたしてもスレ掛かりで、今度は胸鰭。3連続のスレ掛かりは何を意味しているのか。話は簡単で「コイがスレている」と言うこと。フライに向かって口を開けて来たが直前でフライを見破り反転したがティペットに引っ掛かってしまい、フライが体に刺さってしまった、と言うこと。それから20分後にやっと口に掛かって釣り上げることが出来た。その10分後位に次が掛かったがこれは途中でばれてしまった。そしてフライにはウロコが一枚。その30分後やっと5尾目が釣れ、これもちゃんと口にフッキングしていた。しかし次はまたしても小さな白いウロコが2枚の途中バラシ。次に水しぶきと共に釣れたのは目に掛かっていた。6尾釣り上げた内、4尾がスレ掛かりで、途中バラシの2尾もスレ掛かり。田中君の言っていた「素直なコイ」は何処にも見あたらない。途中で合流したいないなさんは上流の新二子橋下に行ったまま動かない。連続で釣れているようだった。私も同じポイントで釣り続けた。やっとスレ掛かりの呪縛から抜け出すことが出来、7尾目からはしっかり口に掛かっていた。7尾目をリリースした後いないなさんが上流から戻ってきた。「抜けました?」「後一つの9尾目をバラしました」と言うこと。しかし、今日は快調です。台風の増水で本流から避難にしてきたらしいコイがたくさん居る。それがお気に入りポイントを順番に回遊してくる。いないなさんが「茶店前に行こうかな?」「風が強いからどうかな?」などとお話をして上流に戻って行かれた。それから私は快調に4尾追加して久しぶりの[つ抜け]。いないなさんはあの後1尾追加されてトータル9尾。「もう1尾釣りたかった」と言うことだが久しぶりに快調な兵庫橋上でした。本流はこんな濁り方でまだまだ平水には戻りそうにない。当分は兵庫橋上で粘ることになりそうだ。



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