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開成フォレストでフライ教室を見学(2007/12/1)
12月1日、金曜日、奥山さんから電話があり「藤田さん、明日開成に来ませんか?フライ教室があるので」というお誘い。「それじゃ裏浮きのマテリアルを持って行きます」ということで急遽開成フォレストスプリングスに行くことになった。生憎車が使えないので電車にした。小田急の新松田で降りてHPの[アクセスマップ]通りに[十文字橋]を渡ろうとすると[通行止]の表示。その上流の[新十文字橋]まで行ってやっと開成に到着したのは午前の部終了間際の12時前。奥山さんにご挨拶をして昼食をご一緒させてもらった。「裏浮きのマテリアル、たくさん持ってきました。皆さんに使ってもらってください」とお渡しした。午後からのタイイングが始まる時間に奥山さんが「藤田さん、一緒に来てください」ということでタイイングを見学。参加者は全員初心者でタイイングは始めての方ばかり。講師の奥山さんが「これが針を止めてフライを巻くバイスという道具です」という説明から始まりスレッドの止め方、目印用のフロス、ダビング材の巻き付け方、ハックルの取り付けからフィニッシュまで一通りの手順を説明しながら[奥山スペシャル]をタイイング。「これを水面に浮かせるのですが、浮かせるためには午前中説明したようにグリスを塗ります。今度はその必要のないフライ、そこにいる藤田さんが考案した[絶対沈まないフライ]を作ります」ということで先に作った[奥山スペシャル]の目印用フロスを私の持ち込んだ浮材に変えた[奥山スペシャルBF]が出来上がった。参加者は皆さん熱心にフライを作られているが何しろ始めての作業。どまどいながらのタイイングに私も少しお手伝いをしました。順調にタイイングが進んでいるので頃合いを見計らって「奥山さん、一足先に釣りに行きます。まだロッドを振っていないので」ということでやっとポンドに。午後から吹き出した風で水面が少し波立っている。出来るだけ波の少ない場所を探しながらキョロキョロしていると、3rdポンド側で向かい風で水面の餌が吹き寄せられるのか、マスたちがざわめいている場所を見つけた。早速キャスト開始。快調に釣れて30分ほど経ったとき、タイイングを終えた奥山さんがいらっしゃった。「どうですか?」「釣れますよ」「どんなフライ?」「これです」「一つください」「はい、どうぞ」ということで奥山さんはキャストスクールへ。ところがその後反応がストップ。どうも目の前に集まっているマスを水面に落ちたラインが威してしまったようで、少しずつ反応は少なくなっていった。波は時折静になるがマスの反応は復活しない。遠投すれば何とかなりそうだったが今日はムキになって遠投するという気分になれない。とにかく裏浮きで釣れるということだけ確認できればいいと思い、スクールの様子を見に行く。その途中で水面への反応のあるところで立ち止まってキャストし、ポツポツ追加しながら1stポンドの一番奥に陣取っている奥山さんの所に辿り着いた。「あれからどうでした?」と聞かれ「すぐに止まってしまいました。渋いです」と答える。「午後からドライは釣れないよね。ベストタイムなんだけど・・」「皆さんどうですか?」「あまり釣れてないです」との事。日没が迫りライズの嵐が始まるはずなのに反応が少なくそれ以上の釣果を得ることが出来なかった。しかし、久しぶりの管理釣り場、短時間ではあるが快調に釣れたことで納得した。フライ教室に参加された方々が、これからフライを楽しんでくれることを願っています。
尚、開成フォレストスプリングスの[フライ教室]2008年のスケジュールは
2月12日(土)/2月2日(土)/3月8日(土)の予定です。
参加してみませんか?


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