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もう一尾釣りたかった(2007/12/24)
12月24日、前日用事で釣りに行けず、この日は早くから出掛けた。兵庫橋に着いたのは10時過ぎ。誰も居ないと思っていたら菅田さんの姿が見えた。「どうですか?」「今来たところ。本流で2尾釣って・・」「ここは?」「あまり良くないみたい。また本流へ行きます」と言うことで菅田さんと別れ釣り開始。この時間から釣り始めるのは珍しいことで、ポイントはいつもとは違う向きから陽が射している。影の付き方が違うだけでまるで違うところに来てしまった気分だった(笑)。家を出るときから西風が強かったが狙い目の左岸前だけは波が無く一安心。ポイントの流れ込み部分にはオイカワ狙いの釣り人が二名。だから流れ込みには行けない。狙いはお気に入りの「虎の穴」だがその前にその上流側の様子を見ておこうとサーチする。小さなワンド状態の岸寄りでポツポツ反応があり、コイは数尾の群で岸沿いに移動しながら回遊している。反応のある場所から数メートル上流にフライを落として待つがフライの所までは回遊してこない。どこを回遊しているか水中の姿を追いかけると、下流の倒竹前からワンドに入り、幅3〜4m距離10m程の範囲をランダムに移動している。岸から離れてその狭い範囲にフライを落とすと手前に流芯があってラインが引っ張られ短時間しかフライは安定しない。上流側でワンドの端まで岸に近付いて下流にキャストしドラッグの掛かりを押さえる。流は遅いが追い風なのでゆっくりフライはゆっくり回遊路の中を漂う。1尾目はキャスト開始から直ぐにヒット。その後回遊は一時ストップしたが再び同じコースを回遊して来た。同じ場所からのキャストでヒット。その後もう1尾追加したところで回遊はストップ。本命の「虎の穴」へ移動。その時藤澤さん登場。「お久しぶり。ここ、いいですか?」と下流に入り、すぐに1尾目をヒット。私は「虎の穴」の奥ギリギリにフライを落としやっと掛けたのに右奥の茂みの中に逃げ込まれてラインブレイク。下流では藤澤さんが続けて2尾目をヒット。「虎の穴」への回遊が無くなったので上流へ移動。オイカワ釣りの下流から左岸沿いの様子を見ているときに徳永さん登場。それと同時に藤澤さんが3尾目をヒット。徳永さんはしばらく藤澤さんとお話をされた後「上流へ行きます」と言って消えて行かれた。徳永さんが消えた直後、左岸ギリギリの水面に反応しながら上流へ向かう群が見えた。岸からの距離は僅か20cm。距離は15m位で、追い風の中反応の数メートル上流の岸ギリギリに上手くフライが落ちた。待つことほんの数秒、来た来た。狙い通りのコースで回遊してフライに喰い付き4尾目。「もう来ないかな?」と思っていたら次の群が同じコースをやって来た。またしても同じ位置でヒットし[今日は調子がいいぞ]とほくそ笑む。下流でを見ると藤澤さんも4尾目をヒットしている。私の方の回遊はそこでストップ。その後、最初のポイントで1尾追加したがその後の回遊がない。もう一度「虎の穴」の様子を見る。一番奥への回遊を見つけやっとヒットしたのは途中でバラしてしまった。しかもラインブレイクがもう一度あり、反応は完全にストップ。またしても上流に移動。仕切り直しで同じコースを辿り、最初のポイントに戻ったところで短時間で連続3尾の入れ喰いがあり合計9尾になった。もう1尾釣れば久しぶりの二子での「ツ抜け」だったが、兵庫橋上での反応は完全にストップ。仕方なく本流へ。しかし期待した橋桁裏では全く姿がない。そのまま左岸沿いに下流へ移動し、一度フライに出てきたがこれを合わせ損なう。F-4下流のプールに移動中、茶店前で徳永さんがヒットしているのを遠目に目撃し「今、取り込み中」の返事を期待して電話を掛けたが「あっさり取り込めました」の返事にガッカリ(笑)。F-4プールは流れ込み部分の浅場で幾つか反応があった。喜んでフライを流してみたが、全面に波立ちフライへの反応が全く見えない。仕方なく茶店前に移動して徳永さんと合流するが「もう一尾」を追加することなく日没終了。10時過ぎから2時過ぎまでは9尾と快調だったのに、それ以後全く釣れずで厳しい後半だった。


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