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あちこち回ったが・・(2008/1/5)
1月5日、浅川に行くか二子に行くか迷ったが誰か来るのではないかと思い二子にした。いつもの兵庫橋に到着してみると誰も居ない。ポイントは風が無く水面は鏡のようで入れ食いの期待があふれていた。タックルの用意をしながら水温を測ると10度。それほど冷たいわけではないから期待したが期待は裏切られた。サーチに全く反応しない。お気に入りの[虎の穴]周辺を探ったが反応ナシ。倒竹の下流側も反応ナシ。勿論[虎の穴]の中も探ってみたが出てこない。水中にコイの姿は見えるのだが底近くを回遊していて水面には全く反応しない。そこで年末の良かった流れ込みのテトラ帯へ行ってみたが、反応してくれるはずのテトラの間も何も無い。そのまま左岸前の様子を見ながらゆっくり戻るが何も出てこない。一体どうなっているのだろう。そんなときにやってみる奥の手が一つある。どこまで有効かどうかはっきり効果を掴んでいるわけではないが・・。それはロッドで水面を叩きコイの摂餌音に似た音を立てること。タイか何処かの釣りで水面をたたいて「ボコボコ」音を立てて魚を誘う釣り方があるのを見たことがあり、コイも仲間の摂餌音に敏感だから有効かもしれない。と思った記憶がある。それをやってみる。ロッドを半分水中に沈め、バットの部分を急に水中に沈めて「ボコッ」と音を立てるのだ。この音の効果かどうかはっきりしないがそれまで無反応だった水面に反応が出ることがある。それもサーチのパンが水面を漂っているところだけ。やっと現れた反応にコイの移動筋とタイミングを見計らってキャスト。やっと1尾目を釣り上げることが出来た。そしてその20分後に2尾目。しかしここで反応は完全にストップ。幾度水面をたたいてももうコイは浮いてこなかった。ここでいつものように本流に行とう思ったが、その前に徳永さんや土屋さんがよく行っているゴム堰堤の様子を見ることにする。いつもはゴム堰堤の右岸の排水口の中がポイントなのだが、水位が下がっていて回遊の可能性は全くない。流を見ると堰堤左岸に小さいけれど巻き返しがある。対岸からなので水深が判らないがとりあえず様子を見に行く。上流から巻き返しに入り込むようにサーチし様子を見ていると巻き返しも始まり辺りでライズした。「居た、居た」と喜んで流の左端から巻き返しの先端にフライを送り込んでみた。フライは流れに沿って巻き返しに入り込んでいったが反応しない。「おかしいな〜」と悩んでいたとき巻き返し終点のカーブで2尾のライズが出た。巻き返しは手前に向かっているから少し左に寄って流の左端にフライを落とす。ティペットが流れ出動き出す前に頭が現れフライを吸い込んでくれた。やった、3尾目!しかしこの1尾でお終い。そのまま運動公園を横切って本流へ。新二子橋上流から川崎側に渡り二子橋まで下って橋桁下の様子を見た時点で日没終了。条件は良かったけれど反応が今一で厳しかった。


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