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[虎の穴]での連続釣果だけ(2008/1/20)
1月20日、前日の強風は止み日差しも暖かく期待して二子に行きました。ポイントに釣り人の姿はなく「独り占めかな?」と期待していたのだが、年券をお渡しする予定の行安さんがちょうど上流から下って来られた。立ち話をしている間にオイカワ釣りが数人やって来て流れ込みに陣取ってしまった。ポイントの上半分が占領されてちょっとガッカリだったが残り下半分は手つかずの筈だから期待した。ポイント中央に入り左岸寄りの様子を見たが反応が渋い。出てきても単発で一回のライズで消えてしまう。期待した反応がないまま[虎の穴]に辿り着いた。見ると下流の倒竹の下を数尾が回遊していて期待できそうだった。穴の入り口のゴミはなくなっているが、奥までフライをキャストするにはやはり狭い。近くからだと入り口上の倒竹に引っ掛ける。少し離れてループを狭くすると奥までフライを送り込むことが出来るのだが、足元までの流れがラインを引っ張ってしまう。途中のラインが引っ張られると当然先端のフライは動き出してしまう。コイの回遊がゆっくりなのでフライを落としてから鯉が回遊してくるまで時間がかかる。そんなとき良くやるのが上流側の障害物の上に途中のラインを載せて流れなくすること。これで手前のラインは止まり先端部は流れに載ってポイント中央に止まる。[虎の穴]の中はほとんど流れがないがほんの僅か上流の倒竹の下を抜けてきた緩い流れが在り、一番奥に落としたフライも時間が経つと穴の中央を漂う。流れが遅いからフライは止まっていても全く影響ない。下流の倒竹下から来て穴の奥を一回りした数尾の群が、手前の出口に向かってくる。その中の1尾がフライに向かって口を開ける。他のコイを威さないために「一気に合わせて素早く引きずり出す」これが[虎の穴]の鉄則。やっと1尾目を掛けたが、ネットに入れたときは「口の横に掛かったのかな?」と見えた。フライをはずそうと覗き込んで驚いた。何と針はヒゲに刺さって居るではないか!この掛かり場所は初めてだ。一気に引きずり出したのに良く外れなかったな〜。釣り上げたのは開始から40分後。これをリリースして次の回遊を「流れの杭」になったつもりで動かず、フライも倒竹にラインを載せたまま待つ。来た、来た。今度は上流から回遊してきた。倒竹の上流から岸沿いに回遊しながら倒竹の先端部から[虎の穴]中に入っていく。その群が穴の中を一回りした後にその1尾がフライに口を使った。やった!2尾目は14分後だった。それから18分後とその12分後に1尾ずつ追加して開始から1時間半で4尾。このペースでいったら・・・と思ったがそうはいかない!そこで回遊はストップ。全く姿が見えなくなった。狭いポイント、何処かにいるのだが反応が無くなってしまった。時間はまだ1時半。日没まではたっぷりある。気を取り直して先週良かった本流へ。二子橋下流の右岸に良き安さんが居る。彼は右岸だから左岸を下ることにしてとりあえず橋桁下のポイントに行く。上流から橋桁右の巻き返しを覗くが姿はない。静に橋桁の左を回り込んで下流側に出たところで橋桁の裏側にいないなさんが居た!「・・・どうですか?」「ダメです」「ダメですか」と言うことで二人で下流に行くことにした。いないなさんは「茶店前に行きます」と別れ私はそのまま下って下のプールへ。先週良かったそのポイントで一流し目に2尾も元気に飛び出してきたコイを掛けることが出来ず、それっきり。右岸では下ってきた行安さんが遠目流しで釣り上げている。ここでの反応は合わせ損ねた2尾でお終いのようなのでいないなさんを追いかけ茶店前へ。ここでもいないなさんがちゃんとヒットしていたが、私は合わせ損ない掛けることが出来ない。結局[虎の穴]の連続ヒット以後全く釣果無し。早い時間で4尾釣れたので、もっと・・と期待したのだが、合わせ損ないばかりでどうすることもできなかった。悔しい!


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