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浅川は絶好調(2008/2/18)
2月18日、前日の不調を取り戻すべく仕事の区切りで開いた月曜日、浅川へ行った。前日聞いた行安さんの好調果も刺激になったのだろう。連休などの中日の平日は良く出かけたが、普通の平日の釣りは何回目だろう。とにかく道路は渋滞もなくスムースに到着。ポイントはいつもの平山橋周辺。まず床固右の細流から始める。ここでは予想通り1尾の釣果だったがコイの数が少なくなっている。次は床固下のプール。岸から眺めると、流れの泡が切れる辺りに幾つも口が浮いている。口の動きをよく見るとどうもユスリカの抜け殻を補食しているようだ。ちょっと不安だったがとりあえず上流からサーチしてみる。しかし、全く反応しない。それどころか、こちらの僅かな動きを察知したのか水面の口の数が見る間に少なくなっていく。僅か数分で全く沈黙の流れになってしまった。そんな流れの下流でサーチに反応している口が見えた。反応しているその口に向けてフライを流し込みやっと2尾目を釣り上げたが、それっきりで追加できそうにない。いつもならこの時点で数尾釣り上げて時間も2時位になっているのだが今日はまだ12時半過ぎ。残り時間はたっぷりある。反応の回復を待ってもユスリカに反応しているコイは釣りにくいので下流のプール目指して移動。プールの入り口が見えたところで右岸に餌釣り師の姿が見えた。釣り師の位置から上流側と下流側に分ければ、どちらも釣り可能だと判断した。手始めに上流側の様子を見ようと流れを下り始めたとき、餌釣り師がこちらをチラチラ眺めながら帰り支度を始めた。引き上げてくれて、ポイントを分断して様子を見ることが無くなって一安心。とりあえず始めた流れ込み部分では、左岸のテトラ前で2尾ほど水面に口を出していたがどうもこれもユスリカ狙いのようでフライは全く無視。フライは反応の無いまま横を通過し、ラインが通過すると姿が消えてしまった。そのまま反応を探してフライを流したまま下流に下る。流れ込みから数十メートル下ったところでやっと最初の反応。これを釣り上げたのは2尾目から45分後。テトラ前の反応を探しそこに向けてフライを送り込みながらポイント中央部まで下ってきた。反応はポツポツあるがいつもより少なく釣り上げるペースが遅い。釣り開始から2時間で4尾しか釣ってないということは浅川では少ない。このままのペースで行くと10尾を越えるのがやっとの状態。これじゃまずい、せっかくの平日釣行なのだから。ここで狙いを変更。遠くの下流に出る反応を狙いにはコイの居る筋にライン全体を乗せて送り込むのだが時間が掛かる。そこで合わせ損なうとしばらく反応がストップする。前回も良かった流れ横のテトラ帯の中にポイントを絞り込む。コイは下流からテトラ前の速い流を避け、テトラ帯の中を回遊してくる。テトラ帯の中は流れがテトラに合わせて蛇行しているからどこからキャストしてもテトラにラインが引っ掛かりフライは止まってしまう。それならテトラにラインを載せてフライを止めて回遊を待てばいい。ちょうどフライがテトラとテトラの間で止まるようにラインを調整して回遊を待つ。ヒットしたら無理に寄せようとせずにフッキングしたことを確認したらコイの最初のひとあばれに合わせてラインを出す。コイの動きが止まったところで初めて寄せに掛かる。途中のラインがテトラに引っ掛かることがあるが、そんなときは竿先を回し込んでラインを外すしかないがこれは簡単にはずせる。後はコイをテトラの外に流れに誘導して取り込むだけ。以前は無理に寄せようとして、掛かった数の半分くらいしか取り込めなかったが、無理をしなければ大丈夫と言うことが判ってからは切られることはほとんど無くなった。今回もコツを思い出す前に1回切られただけで14尾取り込むことが出来た。最近浅川は好調で二子との差がどんどん開いていく感じ。


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