ラインを交換したら釣果が伸びた?(2008/3/2)
3月2日、前日の好結果に気分良く二子に行きました。いつもの兵庫橋に着いてみると多くの人が水辺にいる。上流にはオイカワ釣りが、下流にはバードウォッチングの人が双眼鏡を持って座り込んでいる。カメラの人もいて入る場所が見あたらない。とりあえず様子を見ようと水辺に降りてバードウォッチャーと話をする。「カワセミですか?」「そうだけど、最近数が少なくなったね、人が多いから。でも、今日の分は撮ったから帰るよ。どうぞ」「ありがとう」と言うことでいつもの[虎の穴]狙いで流れへ。下流からの風が少しあり水面は波立っているが[虎の穴]の奥は波がない。その奥に向かってキャストして気が付いたのは、昨日からラインを交換していたこと。それまで使っていたラインは昨年秋から使い始めた[AIRFLO]のシューティングヘッドだが巻き癖がなかなか取れないで悩んでいた。巻き癖をとるために、釣り始めにはラインを足で踏んで伸ばしたり、ポールに引っ掛けて引っ張っていたが、瞬間的には伸びるけれど直ぐに癖が戻る。一週間部屋の中で強く引っ張ったままにしておいたが全く効果がなかった。そんなラインで[虎の穴]の奥を狙ってキャストし狙い通りに岸ギリギリにフライを落とすことが出来ても、巻き癖のためにすぐに30〜40cmも離れてしまう。一番反応のいい[対岸ギリギリ]が狙えずその手前を回遊する数少ないコイしか相手にしてもらえなかった。しかも途中の巻き癖の弛みの分だけ合わせのタイミングも遅れていたのだろう。絶対に口に入っていたと思われる反応でもフッキングしないことが幾度もあった。[虎の穴]以外のポイントならキャストの立ち位置を出来るだけ上流に移動して流れで癖を押さえるようにしたりしていたが、流れの緩いショートレンジではほとんど効果はなかった。フライの着水からフライが安定するまでの間動いているフライを見ているコイが反応するはずがない。昨日はやっとラインを交換しての浅川だったが、反応が良いのは水温の上昇による高活性だとばかり思っていた。それが二子で釣ってみてラインの影響が大きかったことに気付いた。こんなに結果が違うのであればもっと早く交換するべきだった。孫の初節句で「早く帰ってきて」と言われていたことに少し不満だったが4時までで6尾も釣り上げることが出来て気分良く早上がりする事が出来た。皆さんもラインの巻き癖にはもっと気を配りましょう。 |
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