鰭は再生する?(2008/3/15) 3月15日、春の日差しをいっぱい受けて浅川へ行きました。いつもの平山橋下。水温は18度で好反応を期待。いつものように床固右の細流の流れ込みに立ち、ロッドの準備をしながら軽くサーチ。居る居る、元気に反応してくれるコイが1尾。タックルの準備が終わって流れを見るとあれほど活発だった反応が全く無い。「ん?またか」と気落ちしながらしばらく待ったが復活しない。仕方なくここを諦め床固下のプールに向かったが、右岸に親子連れの餌釣りが居て釣り場がない。そのまま下のプールに移動。追い風が少しあったが流れ込み左岸の巻き返しには数尾の反応がある。左岸沿いに短くキャストしてそのまま送り込む。一度目は筋違いで反応が無く、少し遠くに送り込んでやっと1尾目を釣り上げることが出来た。しかしコイは居なくなってしまい下流に移動。下りながら左岸沿いにサーチし13分後に2尾目をヒット。これを取り込んでリリースしているとき、中流のメインポイントの岸辺に人影が・・。どうも釣りの下見のような感じで岸辺のテトラ帯を覗き込んでいる。「あ〜、これなんだ。先週反応が鈍かったのは」と納得。ここは岸部に人が立つと足元のテトラ帯からコイは全て移動してしまう。以前、左岸を下ったとき、高くなっている岸上から[釣れるかな?]と覗き込んだとき、下にいたコイが全て慌てて逃げていくのを見ていたから。そのポイントまでは少し距離があったから、辿り着くまでには回復するかな?と思い少しゆっくり下ってみたがやはり反応が鈍い。3尾目をヒットしたが途中でバラしてしまい次を取り込んだのは43分後。次をバラしてその後2尾連続で釣り上げたが又バラシてしまう。5尾釣り上げる間に3尾バラシ。今日がバラシが多い。次に釣り上げた6尾目は採寸時に気が付いたのだが、尾鰭が途中から色が変わって厚みも違っている。よくよく見ると切れた尾鰭が復活しているところのようだ。写真を撮る段になって今度は胸鰭もヤケに短いのに気が付いた。胸鰭も同様にか弱い鰭が生えてくるところだった。「ひょっとして」と裏返してみると反対側の胸鰭も同じくらいの長さから復活するところだった。胸鰭二枚と尾鰭が短いのは自然に切れたにしては不自然だ。「故意に切られたのかな?」それからどの位時間が経っているのか判らないが再生しているのは嬉しいことだ。次を狙って少し下ったとき下流のテトラをカメがよじ登っているのが見えた。テトラの側面は60度くらいの筈なんだがそれをゆっくりゆっくり登っていく。下流に続いているテトラをよく見るとその頂上で幾つものカメが日向ぼっこをしていた。次をバラシ、2尾連続で釣り上げたところでティペットのウインドノットに気が付いた。ティペットを交換しようとしたところ、手持ちの糸がお終いになってしまった。予備はウエストポーチに入っているから全く気にせず、次に交換するときに取り替えればいいと思った。その後2尾釣り上げた後、遠目に掛けたコイがテトラの中に逃げ込みラインブレイク。ティペットを交換しようと予備の糸巻きのケースを開けて驚いた。前回使い切ったのを新しいのと交換しないでいたのだ。「えっ!1.5号が無い!」予備は1.2号だけ。ここのテトラ帯で1.2号はきつい。しかし4時を過ぎた段階でまだ10尾しか釣れていない。テトラ帯を避けて狙うと数が伸びない。こうなったら慎重にやりとりして取り込むしかない。次の2尾は何とかごまかしながら取り込むことが出来たが1.5号に慣れきっているためそう簡単に1.2号に対応できるはずもなく次をラインブレイク。気を取り直して13尾目を釣ったところから最悪の状態に。ポイントはいつものテトラ帯の一つ下流。テトラの並びと流れ方を把握していないから緩め所と止め所が判っていない。掛ける度に走られ連続5尾のラインブレイク。テトラ帯を避けて2尾追加したところで日没終了。ラインブレイク7回。予備のティペットをケースだけしか確認していなかったのが敗因だ。悔しい! |
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