浅川で惨敗！(2008/4/5)
4月5日､散り始めたサクラを横目に浅川へ行きました。先週の平山橋下はあまり良くなかったので上流部の様子を見ることにした。川沿いの土手のサクラを眺めながら平山橋上流のプールへ。道路から眺める限りコイの姿はそれほど多くない。しかし、流れ込みに来てみると幾つかの群が見える。上流から回り込み流れ込みにサーチすると反応はいい。期待して流れの筋にラインを落としてフライを送り込む。３尾ほどがパンを追いかけるように下流に移動し、フライとの距離が縮まらない。結局流れ込みにいた群は下流に移動してしまい目の前から消えてしまった。途中にコイの姿が少なかったので、ここを下ることを諦め滝合橋下流左岸の［滝合排水出口］の水門のトンネルへ行く。トンネルの奥には幾つも水面に鯉の口が出ていて期待できた。入り口からキャストする と途中の流が速くてラインがすぐに出口に戻って来てしまう。流れをよく見るとトンネル中央辺りの左に障害物が沈んでいて、流れは右半分を勢い良く流れている。障害物下流のトロ場を狙ってフライを落としてみたが下流の速い流れで手前のラインが引っ張られてフライが止まらない。障害物の奥に落としてみても結果は同じでコイが反応する前にフライは流れてしまう。しかも２回もフライを障害物に引っ掛けてしまった。ここを諦め［東豊田用水］の水路を下ることにする。しかし反応が薄い。しばらく下ってやっと１尾目を釣り上げることが出来たのは開始から１時間40分後。久しぶりの70オーバーで納得はしたが反応の少なさが気になった。そのまま用水路を下るがなかなか次が釣れない。下流の平山橋が見えるところまで来てやっと２尾目。平山橋直前から用水取り入れ水門まではコイが集まっているこの流れの一級ポイントだが、ここでも反応が少なく釣果無し。その まま本流に移動。期待した平山床固上流のプールは流れが細くなりコイの姿はない。床固下はいつものように水面に口が幾つも見えるがキャストを始めた瞬間から口の数が減り始め僅か数分で沈黙の流れになるのもいつもと同じでここでも釣果無し。次の狙いは下流のプール。ポイント全体が見通せるところまで来て気付いたのは、下流で遊んでいる子供達。よく見ると一番のお気に入りテトラ帯に５人ほどの姿。テトラの上に立っている者。岸辺を走っている者。そして少しずつ下流に移動しいる。こちらはちょうど流れ込みに来たところで、ゆっくり様子を見ながら下るので到着する頃には回復しているだろう、と軽い気持ちで釣り始めた。しばらくすると子供達の姿は何処かに消えていった。一安心して釣りに集中したがテトラ前では全く反 応がない！いつもなら次々に反応してくれるはずなのにそれが出ない！全く反応がないのだから時間を掛けて下ることも出来ずすぐに問題のテトラ前に着いてしまった。そして不安は的中。幾つも次々に回遊してくるはずのテトラ帯の中にコイの姿はない。その内回遊してくるだろうとじっくり待ってみたが回遊はない。やっと１尾回遊してきても単発の反応でＵターン。仕方なく一番流れの複雑な最後のテトラ帯へ。ここで１時間粘って何とか２尾釣り上げることが出来たがバラシばかりでそれ以上追加できなかった。時間は５時過ぎ。他のポイントへの移動もできないのでそのまま下流の大型テトラ帯へ移動。右岸に渡りテトラの陰から巻き返しを眺めると幾つものコイが水面に反応している。やっと出会えたか！と期待してテトラに姿を隠すようにしてキャスト開始。しかし様子がおかしい。よく見るとコイは水面に集まっている桜の花びらに向かって反応している。サーチしようと思ったがそれまでの無反応にサーチを繰り返しすぎてパンを使い切っていてサーチできない。と りあえず反応に向かってフライを落としてみるがフライの横を素通りして桜の花びらへ。結局６時過ぎまで粘ってやっと１尾追加するのが精一杯で結局５尾の貧果に終わってしまった。場所選びを間違えたのか子供達の水辺遊びがいけなかったのかフライの選択を間違えたのか。悔しい１日になってしまった。 |
|
