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単純な取り込みのミスで3尾もバラシ・・・(2008/5/10)
5月10日
、朝から小雨が降る中、二子に行きました。この雨で河原への人出はほとんどないはず。コイも落ち着いて岸辺に近付いていると期待して居ましたが一つ気になるのは気温が低いこと。5月だというのに3月下旬の寒さで冷たい雨。流れに立ち込むと水の冷たさが足に忍び寄ってくる。水温は17度。前週が20度以上あったことを思えばかなり低い。コイは水温の上昇にはそれほど影響されないが急な低下にはかなり敏感に反応する。ポイントに釣り人の姿はなく活発な反応を期待したのだがやはり水温の低下のために反応が鈍い。いつもの[虎の穴]周辺では全く反応がない。こんな時の唯一の狙い目[流れ込み]に行ってみた。居る居る。テトラの下流の小さなワンドに3尾ほど水面に反応している。幾度かキャストして、やっとテトラの下流の静かな水面で1尾目をヒット。速い流を避けて手前の浅場に引き寄せネットを取り出して取り込みに入ったがなかなか落ち着かない。右に左に逃げ回り3度ネットの横をすり抜けられ4度目で頭がネットに入った。と思った瞬間、頭はフレームに当たり身をくねらせて上流にすり抜けた。慌ててロッドを上流に向けたが手元にコイの動きが伝わってこない。コイはクネクネと浅場をもがきながら遠ざかっていくのにその動きがロッドに伝わってこないのだ。「ん?」とネットを見るとそこにフライが取り残されている。取り込んだ後フライが外れることが良くあるが正にその状態。頭がネットに触った瞬間にフライが外れてしまったらしい。もう少し慎重にネットの中に誘導していたら・・、と思うと悔しくて。しかも最初の獲物、いやな予感がした。気を取り直して同じポイントでキャスト。間もなくやっと1尾目を釣り上げることが出来た。しかしここでの反応はストップ。そのまま下流に下りながら1時間以上粘って様子を見たが反応は無し。ここを切り上げて本流へ。いつもの兵庫橋直下の橋桁周りでは反応ナシ。そのまま橋桁下流へ。左岸の浅場への回遊がありショートレンジで2尾目を釣り上げた。そしてすぐに3尾目がヒット。これも浅場に引き寄せ、下から掬おうと頭をちょっと引き上げた瞬間にフックが外れてしまった。浅場だから追いかけて捕まえようとしたが水深が10cmありコイは素早く沖へ逃げていってしまった。もう少し浅いところまで寄せてから取り込めばこんな事にはならなかったのに。その後、少し下流に移動して3尾目を掛けたがこれはやり取りの途中でバラしてしまった。F-4下流部のプールに移動し40ヤード先から2尾連続ヒット。そして5尾目をまたしても途中バラシ。反応がストップしたので茶店前に移動。本流からの流れ込みの浅場に集まっているコイの群を見つけ静に上流から送り込みやっと5尾目をゲット。本流からの合流点から送り込み右岸側から6尾目を引きだしたが合流点での反応はストップ。ポイント中央部での反応が見えたので左岸のテトラ帯に移動。テトラの最前部からキャストして7尾目をヒット。いつもは取り込みの時テトラの間に降りで膝上まで水に入って取り込むのだが、この時は水位が高くほとんどテトラと同じ高さまで水面が来ていた。そのまましゃがみ込めばネットが出せそうだったので水面に頭をちょっと持ち上げた瞬間にまたしても針が外れてしまった。同じ失敗を2度もやってしまったのが悔しい。その取り込み失敗で反応はなくなり、時間も6時過ぎになっていたので再び二子橋下に移動。ポイントに戻って気が付いたのはずっと降っていた雨のため水位が10cmほど高くなっていること。橋の下からの流れ出しは大きめの石の間を流れていたのに戻ってみるとその石は全て水中に隠れている。下流の様子を見ようと流れに一歩踏み込んだ瞬間、石の間からコイが数尾慌てて逃げていった。驚いて周囲を見回すと隠れた石の下流側に多くのコイが集まって底餌に夢中になっている。一掴みサーチすると1尾が勢い良くパンを追いかけ始めた。その前方の少し上流にフライを落とし回遊路に送り込むと素直に喰い付いてきた。3尾も取り込み直前でバラシ、やっと7尾目を取り込むことが出来た。その直後、二子橋直下のプール横、岸辺ギリギリに反応を見つけ、水辺から5-6m離れて水辺にキャスト。すぐに喰い付いてきたのを思いっ切り合わせたものだからこれが久しぶりの合わせ切れ。痛恨のラインブレイクなのだ。ちょっと無神経に合わせてしまったのが悔やまれる。取り込み失敗と合わせ切れで4尾も失ってしまったことが悔しくて・・・。もう少し集中しなくてはいけませんね。


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