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久しぶりの浅川、にわか雨にも負けず(2008/5/17)
5月17日
、久しぶりに浅川へ行きました。ポイントはいつもと同じ平山橋下。雨の影響が残り少し増水気味だったが濁りはなく気持ちいい。初めのポイントではフライマンが3人居て取り込み中。初心者のようでなかなか取り込むことが出来ないでいた。その横で1尾目を釣り上げ快調な出足。次の床固下には餌釣りが一人居たが移動する直前に引き上げていったから「とりあえず」と軽い気持ちで様子を見に行く。水量が少し多く流は速いが意外に活性の良いコイが数尾水面に反応してくれた。難なく2尾目を釣り上げたがここはそれでお終い。次は左の細流。ここでもすぐに1尾ゲット。次は下のプール。その途中、右の流との合流点の巻き返しで1尾追加。そのまま下のプールへ移動。水量が多く流れ込み左岸の巻き返しでは反応ナシ。その下流のテトラ帯前も流が速く反応が出ない。反応はあったのはテトラ帯の中。浅く奥も狭いがその中に数尾が回遊している。テトラ前の流れの影響を受けないように出来るだけテトラに近付き、ラインをテトラの上に乗せてすき間にフライを落とす。狭いテトラの中をウロウロしながらやっとフライを見つけて食い付いてきた。しかしテトラを巻き込んで下流に走りラインが引っ掛かってしまう。ラインを送り出しながら一歩前に進んで、目一杯腕を伸ばしてラインを外す。コイは既にテトラ帯の外に出ているから、後は流れの緩いところに誘導して取り込むだけ。その後は下流のテトラ帯前。このテトラ帯は下流まで続いていて次々に回遊してくる。ラインブレイクもテトラを巻き込むこともなく4尾連続で釣り上げたところで途中バラシとラインブレイクが1回ずつ。しかし快調で開始から2時間も経っていないのに既に9尾。しかしこのテトラ帯の中、テトラの間隔が狭く広いところだと周りに浮いているカメの頭が確認できるのに全く見えない。突然、フライに反応が出るので合わせるとアカミミガメ!と言うのが3回もあった。このテトラ帯での反応がストップしたので少し下って次の狙い目ポイントに辿り着き順調に数を伸ばしていた3時頃から雨がポツポツ落ちてきた。たいした降りではないし西の空は明るかったのでしばらくは合羽を着ないで釣り続けたが少しずつ雨足が強くなってきた。一時小降りになった雨が激しく降り始め慌ててベストの背中からカッパを取りだし着込む。ポイントでの反応は快調で3月にあれほど鈍かったことを思えば、まさに天国。産卵が終了してコイが戻ってきたのだろうか。雨が激しく降る中反応は途絶えることなく連続ヒット。ポイントの写真を撮ってなかったので撮影したのが15時43分。4時前には雨も上がり18尾目を釣り上げ取り込もうとしたとき、足元の流れに濁りが見え始めた。これをリリースし8分後に19尾目を釣り上げたときに流れが幾分速くなっているように思えた。狙っているテトラ帯は濁りが入り込んでいないので気がつかなかったのだが、リリースしてポイントを眺めて驚いた。釣り始めたときに幾つも見えていたテトラの頭の数が減っている。先に撮った写真と同じ場所に行き撮影しようとしたら、流が速くなり水位も上がっている。プレビューでアングルを確認して撮影し慌てて岸に戻り振り返ってみると先程まで見えていたテトラの頭が全て水没している。もうポイントには戻れない。何処かコイのいるところはないか上流に戻りながら様子を見て、右の細流との合流点の巻き返しの中でゴミに反応している口を発見。流れ込みの流れに影響を受けるラインを立ち位置を変えることで何とかごまかし、やっと釣り上げたのが20尾目。時間はまだ4時半で残り時間は2時間近くある。平山橋周辺の様子を見たがコイが集まってきそうな緩い流れは見あたらない。帰り道の途中に当たる一番橋下に行ってみる。[東豊田用水]からの流れは雨の影響をそれほど出もなく本流に比べて濁りは薄い。その用水出口では期待通りコイの頭が幾つも浮いている。しかしこの頭の中にフライを落としても釣れるのは1尾だけ。用水出口と本流の間には10m程だが増水の影響を受けない水路がある。そこにもコイの口がポツポツ現れている。それを威さないように静にキャストして1時間で7尾追加。雨の降る前までは快調なペースで幾つ釣れるか楽しみだったが、突然のにわか雨の増水に驚きながらも久しぶりの浅川で27尾釣れたのは幸運だった。



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