藤澤さんとダブルが2回(2008/7/5)
7月5日､前夜早朝の雨の濁りを気にしながら二子に行きました。流れに濁りはほとんどなく水位も平常通りで一安心。ポイント右岸の草むらのバードウォッチャーが一人座り込んでいるのが見えたので邪魔をしないように上流に入る。狙いは護岸直前の緩い流れ。下流から岸辺を回遊してくるのを探しながら様子を見る。活性は良く幾つも回遊してくるがフライへの反応は今一。来ると思っていたところになかなかやって来なくて手前でストップしてしまう。フライの位置を変えようとピックアップすると途中に浮いているカメを引っ掛けてしまう。初めの一尾は後ろ足に、二尾目は尻尾に引っ掛かっていた。カメを避けながらのキャストで一尾目を釣り上げたのは開始から20分後。その頃下 流の水面を白いものが左右に動き回っているのに気付いた。その動きを見ると下にコイが付いているとしか思えない動き方をしたいる。浮きならもう少し派手な色をしているが動きはまるで浮きと同じ。やっと目の前まで来たので前方にフライを落としフライと浮きの位置を合わせて引っ掛ける。外れないように慎重にやりとりして取り込んでみると糸はかなり太目で発泡スチロール製の浮きは大きなヨリモドシに止められていた。針をフォーセップで外してリリース。それから20分後に２尾目を釣り上げた。その頃下流に 餌釣りの若者が５人ほどやって来て騒ぎながら対岸に向かって投げ始めた。ちょうどバードウォッチャーの前から無神経に投げ始める。バードウォッチャーが少し下流でやってくれと言うようなことを言っていたようだが、カワセミがやってこなくなったのか引き上げていった。下流には直前にやってきた藤澤さんがいて、バードウォッチャーが引き上げるのを見て上流に移動してきた。ちょうど私の下流で釣り始めた時、今度は徳永さんが登場。徳永さんとお話中に藤澤さんが１尾目をヒット。暫く３人でお話をした後私は目の前の［虎の穴］の上流部から再開した。お気に入りの［虎の穴］上流の巻き返しで短時間に３尾連続。しかしそこでの回遊が途絶えてしまう。今度の狙いは［虎の穴］そのもの。斜め上流から左側のゴミの下流にフライを落と し、下流の倒竹の下に送り込む。反応はいい。しかし例によって途中バラシが多く、２尾連続でバラしてしまう。それでも［虎の穴］は好調で奥までフライを送り込めるとかなりの確率でヒットできる。私と入れ替わりの形になった藤澤さんも快調に連続ヒットでお互いに取り込みの様子を撮影。藤澤さんが４尾目を掛け、取り込みに手間取っているとき私にもヒット。こちらも少し大きめで慎重にやりとりして取り込んだときも、藤澤さんは格闘中。それを取り込むまで待って２尾並べてダブルヒットの記念撮影（笑）。上側が私の獲物で71cm、下が藤澤さんの獲物で65cm。「勝った！」と叫びながらの撮影でした。その20分後、私にヒット。取り込み中にコイが上流側に移動したので向きを変えると藤澤さんも取り込み中。「今度は私の方が後でしたよ」と藤澤さん。先に取り込んでこちらを見るので、陸を指さして撮影の意思を伝える。 獲物は65cmと56cm。「また勝った！（笑）」。その５分後にまた藤澤さんがヒット。しかし私は釣れない。藤澤さんがリリースした後でやっとヒットしたが少し遅かった。しかし同時ヒットでなくて良かった。なぜなら今度の獲物は53cmと小型だったから（藤澤さんの獲物は57cmもあった）。連続で釣れた後反応がストップしてしまった。藤澤さんはタイムオーバーで引き上げて行かれ、私は１尾の途中バラシで反応は完全になくなってしまった。下流に来ていた土屋さんは「ゴム堰堤の様子を見に行ったが見切りが多いです。このまま釣り下りながら切り上げます」と移動して行かれた。徳永さんは上流に姿が見えていたが見えなくなっている。ここでの反応が無くなったので皆さんが様子を見たゴム堰堤に行ってみる。ポイントは波もなく条件は良さそうに見えた。とりあえず堰堤横にサーチのパンを撒いて上流側の様子を見に行く。その途中で振り返ってみると先程のパンに反応がある。慌てて戻りキャストしたがフライに水飛沫をあげて消えてしまった。堰堤横を諦め上流のフェンス際に行く。その時下流に徳永さんのこちらに向かってくる姿が見えた。フェンス際まで行くと目の前の 水面に浮いたまま移動しているコイの姿が見える。進路を見極め前方にフライを落として直後にヒット。ロッドを立てて護岸の所まで誘導し取り込んだ所で徳永さんと合流。その時、先のサーチに反応が出た。徳永さんが「あれは？」と聞くから「サーチへの反応です。どうぞ釣って下さい」と言って様子を見る。２尾の元気な反応があったが徳永さんが合わせ損なったところで反応は消えてしまう。徳永さんも切り上げて行かれた後、単発の反応が出たが追加することが出来ず兵庫橋に戻る。切り上げる前に橋の袂から石垣の下を眺めると水面に浮いて物欲しそうなコイの姿が映った。これを釣らなくてどうしよう、とばかりに垂直にフライを垂らし、おまけの１尾を追加して合計12尾。今年初めての半袖姿で日焼けした腕が少しヒリヒリと気持ちいい。夏本番が待ち遠しいな〜。 |
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