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藤澤さんとダブルが2回(2008/7/12)
7月12日
、天気など全く気にしないで二子に行きました。いつもの兵庫橋に着いてみると既に木村さんがポイントに立ち込んでいる。様子をうかがうと「渋いです。群で移動していてフライへの反応が今一で食い気が弱いです」とのこと。木村さんの上流に入り並んで釣り始めたが、木村さんの説明通り反応が鈍い。やっとフライの所に浮いてきたと思うと直前でUターン。回遊に合わせて対岸ギリギリにフライを落として待つのだが喰い付く直前で水飛沫をあげる。開始から1時間近く経つのにヒットしない。木村さんもあちこち探りながら様子を見ているが釣れないようだ。その内、倒竹にフライを引っ掛けフライを外しに行かれて「そろそろ引き上げます」との事。「お疲れさまでした」でポイントに一人。木村さんが帰られてからやっと1尾目がヒット。しかしこれが痛恨のラインブレイク。先週のティペットにそのまま結んだのがいけなかったのかな?しかし、結び目はしっかり引っ張ってテストしてのだが等と悔やみながらティペットを交換。それほど待たずに次がヒット。しかし今度は途中でバラしてしまう。コイの走り回る様子から多分スレ掛かりだと思うが悔しい。そこに徳永さんが登場。「木村さんが先程まで・・」「今、会いました。どうですか?」「まだ」と指でゼロを示す。徳永さんは「上流の様子を見てきます」と去って行かれた。その直後にやっと1尾目が釣れた。[虎の穴]の上流側の小さなワンド。対岸の枯れ草の前から[虎の穴]直前の倒木に回り込むところで下流側から飛び出してきた。ちょうど[虎の穴]を一回りして上流に向かうときこの倒木前を通る。そこが狙い目。1尾目から10分後、同じポイントで2尾目をヒット。そして15分後に3尾目が釣れた。その頃から上空に黒いクモが西から広がり始めた。風向きから見て、いつ降り出すか気にしながら流れの様子を見ているところに徳永さんが帰ってきた。「どうでした?」「サッパリ。ゴム堰堤から本流に行き二子橋まで下ったけれど反応ナシ。一度だけ頭が出たけれどそれっきり。厳しいですね」との事。ちょうどその時、雨粒がポツポツ落ち始めた。西を見るともやが掛かったようになって対岸が見えない。徳永さんに「橋の下で雨宿りしましょう」と指で合図して新二子橋の下へ移動。橋の下へ向かう時、東京側と川崎側のグラウンドには砂埃が舞い上がり対岸のビルが見えなくなっていた。橋の下に到着と同時に激しい落雷の音。雨は一気に大粒になり突風が吹き抜ける。稲光と同時の落雷の音を聞きながら、何とか稲光の画像を撮ることができないか考えてみたが、光ってからシャッターを押しても間に合わないので諦めた(笑)。新二子橋の下に避難していたが上流からの強風で吹き込んでくる雨を避けるところがない。ちょうど橋の下に停まっていた軽トラックの風下側に座り込んで風を避けた。作業のために停まっていた軽トラックの後からは大型の作業袋が飛んで行く。隣の橋桁に避難していた親子連れのバギーが避難してくる。そんな雨も20分ほどで小降りになり西の空には青空が戻ってきた。しかしポイントは新二子橋下の下水から流れ出した泥水で半分濁ってしまい水位も少し上昇していた。右岸の枯れ草の中に浮いているコイの口を見つけだし何とか1尾追加。右岸沿いにコイを探してウロウロしている内に水位はどんどん上昇していき、結局30cmほど上がって一面の濁り水の流れになってしまった。こんな時のとっておき、兵庫橋下左岸の茂みの横から1尾引っぱり出して5尾。本流二子橋下の橋桁周りも避難場所なので様子を見に行ったけれど、兵庫橋下からの流れ出しが濁流になっていて反応は全く無し。もう一度兵庫橋上に戻ったところで徳永さんと合流。「どちらへ?」「本流の様子を見てきたが反応ナシ。今日はこれで引き上げます」と帰って行かれた。その頃から水位が少し下がり始め、岸辺に寄っていたコイの姿もなくなったので再び二子橋の下へ。今度は流れが落ち着き橋の下の巻き返しに幾つも口が浮いて掃除機ライズ。しかしフライには全く反応しない。そんな中にフライを落として辛抱強く待ちフライを微妙に動かしてコイの口の前に。何とかフライを吸い込んでくれたが、掛かりが浅く合わせと同時にバラしてしまう。水飛沫と同時に浮いていた口は全て消えてしまった。橋桁裏に行って様子を見たが反応ナシ。戻ってくると本流から巻き返しへの流れ込みで活発な反応が見つかった。6時過ぎから短時間で2尾追加して合計7尾。突然の雨の濁りと増水に苦しみながらも状況の変化に対応して7尾釣り上げられたたのは嬉しい結果だった。しかし天気予報はしっかり確認しないといけないですね。


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