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バラシ、カメ、カメ、バラシ、カメ・・・(2008/9/27)
9月27日
、二子は日曜日の予定だったが、日曜日、甲州街道方面に用事があるので土曜日に変更。のんびり出かけていつもの兵庫橋に着いたのは午後1時。ポイントは無人で流れの透明度は良く水位も平常だった。いつもの通り[虎の穴]の前に立ち第一投。カメの姿もそれほど多くなく一安心だったがコイの姿も少ない。それでも時折下流側の倒竹下に反応がでて[虎の穴]の奥に回遊してくる。開始から30分後、やっと1尾目をヒット。奥から引きずり出したところでバラシてしまう。合わせが早かったのか喰いが浅かったのかは不明だが悔しい。それから30分後に最初のカメを引っ掛けてしまう。その前にも数回カメに喰い付かれていたがそのまま無視して難を逃れていた。周囲にカメの居ないことを確認してピックアップしたのだが沈んでいたティペットに触っていたのだろう。それから7分後。またしてもカメ。[虎の穴]への回遊がストップしたので倒竹下流へ移動。下流を眺めると左岸際のギリギリで幾つも反応がある。ライズは上流に向かっているので下流に移動しないで回遊を待つ。来た来た。岸沿いにライズが移動してくる。対岸に向かって反応するコイを狙ってフライを落とす。勿論岸ギリギリへ。やっとフライに反応した。「よっし!」と合わせるが手元に重さを感じて一息ついた瞬間に外れてしまう。「また、バラした!」数分間反応は止まったが次が回遊してきた。「来た」と喜んでキャストしたが、焦っていたのか上流側の倒竹にフライを引っ掛けてしまう。ラインをひっぱてティペットを切りフライを結んでキャストする頃には回遊の姿は消えている。「何処に行ったの?」とフライをポイントに落としたまま探していると、下流からまたしてもカメが来る。そのまま無視しているとフライに喰い付いたから上流に移動して行く。やり過ごした、と思っていたらフライが沈んだまま浮いてこない。軽く引いて様子を見るとカメに引っ掛かっている。幾度か緩めて外れるのを待ったがダメだった。後ろ足に引っ掛かってカメが上がってくる。これを外して回遊待ち。「来た来た」また同じ対岸ギリギリに数尾の反応がでた。同じように対岸ギリギリにフライを落とし、すぐに喰い付いた。今度は先程と違って下流に一気に走る。「やっと来た」と一息ついたところで寄せに入る。あと4-5mのところまで寄せたところでまたしてもバラしてしまう。回遊してきたコイの一団はまだ同じ岸辺にいる。同じところに向かってキャスト。数分後にまたヒット。今度はガッチリフッキングしているようで、一気に上流に走ったが外れない。一安心してラインを止め踏ん張っていると上流側の倒竹の下に入り込む。「やばい!」と思った瞬間、手元に重さを残したままコイの動きはなくなってしまった。フライが倒竹に絡み、またしてもバラしてしまう。3尾連続のバラシはきついです。倒竹下流への回遊はここでストップ。下流側を諦め再び[虎の穴]へ。しかしまたも後ろ足に引っ掛けて4尾目のカメ。その直後、倒竹上流側の岸辺でコイが喰い付いてきたがこれもフッキング直後の一息でバラしてしまう。本流の水位は依然高いままなのでここで頑張るしかない。粘ってやっと[虎の穴]の奥から引きずり出した。今度は激しく走り回るが外れる気配はない。安心して手元まで寄せ、取り込みに入る。左手に持ったラインを右手に移し、背中のネットに手を回した瞬間にコイが走る。いつもなら余力はたいして残ってないからすぐに止まるはずだったが今回は違った。大丈夫だろうと高を括っていたせいもあって一気に走られ、あっという間にラインブレイク。単純なミスなのが悔しい。ここまで5尾掛けて全て取り逃がしている。活性は悪くなかったのに反応は止まってしまった。ここを休めるために上流に移動する。流れ込みには餌釣りが居るから少し下流の護岸帯へ。上から垂れ下がった葛の下から始める。開始直後上流側から岸沿いに回遊してくる姿が見えた。進路の前にフライを落として待つこと数秒。何の躊躇もなく喰い付いてきた。合わせてからのやり取りも[いつ外れるのか]と心配しながらで、取り込んだ瞬間は嬉しかったです。この1尾目は開始から3時間も掛かっていた。それから護岸沿いに下流に下る間に2尾ヒットしたがこれも全て途中バラシ。[虎の穴]周辺に戻ると反応はいいが見切りの連続。フライは口の中に入っているのを見てから合わせるがその時には既に吐き出しているし、フライの直前まで喰い気イッパイに飛び出してくるのに水飛沫をあげてユータンする。もう最悪。写真を撮ることも忘れひたすらキャストを続けたが釣果無し。5時前に反応が全面的にストップしたので、余り期待できない本流へ移動。水位は高いままで水温も19度と低い為か全く反応がない。そのまま茶店前に行くがこちらも反応ナシ。テトラの中にやっと回遊を見つけ進路を見極めてフライを落とし、フライに向かって頭がでた瞬間、コイのすぐ横に[トポーン]と水飛沫が上がる。「ダメだよ、石を投げちゃ」とお父さんの声が聞こえたがもう遅い。結局そのあとは何も無く終了。バラシ7尾でブレイク1尾。カメ4尾でコイは1尾。こんな日もあるんだ(涙)。



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