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見切っていくのが丸見えで・・・(2008/10/12)
10月12日
、好釣果を期待して二子に行きました。というのは、先週の日曜日、木村さんと土屋さんで10尾の釣果をあげているので活性が高くなっていると期待していたから。ポイントに着いてみるとお気に入りの真正面に釣り竿が立っている。よく見るとおじいちゃんと孫の組み合わせで岸辺に座り込んでお昼を食べている。ラインをたどると[虎の穴]とその上流の倒竹の間に消えている。「あ〜、あそこに入っているのか」とガックリ。いつも[虎の穴]を狙うときにの立ち位置にラインは消えているのだ。仕方がないから下流の倒竹周りの様子を見る。しかし反応がない。以前良かった倒竹下流の左岸前も回遊はない。倒竹の間からサーチすると反応するのは倒竹の中だけ。時折サーチに釣られて下流に出てくるが周辺を一回りして倒竹に戻っていく。何処で反応するのかキョロキョロしているところに木村さんが登場。「渋いです、反応しません。どうでした?」「午前中で2尾です」「先週は良かったのにね〜」「土屋さんと会わせて10尾でした」と話して、木村さんは下流側の様子を見ている。このまま粘っても反応しそうにないので上流の二子橋下に移動。流れ込みのテトラ前の様子を見ようと思ったら、対岸のテトラの上に常連さんが座っている。テトラ前からその下流の巻き返しを諦め、中央の護岸前に移動。上空の木の枝から垂れ下がっている葛のところで反応がある。葛のすき間を狙って対岸ギリギリにフライを落とし回遊を待つ。すぐに下流側から頭が水面に現れ口を開けてフライを吸い込む態勢に入った。「入った!」と見えた瞬間にロッドを立てたが空振り。そのすぐ後にも別のコイが喰い付いてきたがこれも空振り。暫く反応が止まったが、また下流から新しいコイがやってきた。透明度が良く対岸ギリギリの浅場ではコイの動きがよく見える。回遊路を狙ってフライを落としコイの動きを追う。「そこで頭が水面に向かって浮いてくるはず・・」と思っているとそのままフライの下を通過。次にやってきたコイは水面に向かって頭が上がり、次の瞬間には口が開いてフライに向かってくるはず、と期待していたが直前で潜ってしまい、連続で見切られてしまう。フライの色を交換したが同じように直前で見切る。コイの動きに合わせて幾度もキャストを繰り返しているうちにコイの姿はどんどん少なくなっていき、やがて何も居なくなってしまった。仕方なく元の倒竹前に戻り様子を見ようとしたときに土屋さんがやって来た。「渋いです、2時間以上何も釣れません」「私はこっちでやります」と土屋さんは倒竹の下流側へ移動。ちょうどその時、餌釣りのおじいちゃんが倒竹の上流側に投げ込んでくれた。「あそこに投げてくれたら虎の穴が狙える」ということで早速キャスト。ほんとうはもう少し上流からキャストしたかったが投げ込んだポイントに近すぎるので、[虎の穴]の正面から奥にフライを落とす。手前の流れですぐにドラッグが掛かるので待てる時間は短い。それでも2投目に下流側から一気に喰い付いてきた。「やっと1尾目。土屋さんは福の神ですよ!」と叫びながら取り込みに入る.「バレるなよ」と小さく叫びながらやっと1尾目をゲット。暫く様子を見ていた土屋さんは「本流に行きます」と去って行かれた。本流は相変わらず流が速く期待できないのでここで粘ることにする。しかし後が続かない。再度上流の護岸前に行くが反応がない。そのまま少し下り始めたとき、おじいちゃんと孫が引き上げていった。「やった!これで虎の穴が狙える」と喜んで一気に下流へ。いつものポジションに立ち[虎の穴]周辺を狙い1尾目から2時間後にやっと2尾目を釣り上げることが出来た。しかし反応はもう何処にもない。ポイントに垂れ下がっている倒竹の先端を少し切りつめて釣りやすくしてから本流へ移動。二子橋下から始め少し下流の左岸前でやっと3尾目をゲット。下流にパン釣りの若者が居たのでそのまま茶店前に移動。流芯の様子を見たが全く反応がない。時折左岸のテトラ帯の中で水面に反応している波紋が広がる。「テトラの間で待てば必ず回遊してくるはず」ということでじっくり待つことにする。テトラの間は流れが緩くフライを落としたままでいつまでも待てる。待つこと30分。フライの隣のテトラの間で水面に反応が出た。フライをそのテトラの手前に落とし回遊を待つとすぐに喰い付いてきた。テトラの中から流芯に引きずり出しやっと4尾目を取り込んだのは5時半。辺りは薄暗くなり始めていたのでそこで終了。兵庫橋上で徹底的に見切られたのが悔しくて、見切られないパターンを考えなくてはいけないと、痛感した一日でした。

ショクヨウガヤツリカナムグラシャクチリソバ

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