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大型の連続でハカリが壊れた(2009/1/17)
橋桁下右岸で釣れた68cm1月17日
、日曜日は所用で釣りに行けないので誰かに会えるかと思い二子に行きました。兵庫橋に着いてみると流れは全面茶色でいつも沢山居るオイカワ釣りの姿も見えない。当然この濁りではコイの反応も期待できない。運良く風が弱かったのでF-2へ行く事にする。護岸補修工事の横を通りF-2に着いてみると期待した程風は弱くない。左後方からの風が一面に波を立て水面の反応が見難い。釣れなければ先週良かったポイント行けばいいのでしばらく粘る事にする。F-2ポイントの中間辺りからサーチしてみるが上流の工事の濁りで反応が出ない。しばらく経ってやっと反応が出たが1度だけで後が続かない。風は時折弱くなり波も低くなる。波が低くなるとかなり下流で元気な反応が見える。動きを見ていると反応しているのは1尾だけで、横に移動しながら水面に頭を出している。距離は100ヤード以上先。巻き込んだ全てのラインを送り出しても届かない距離。下流に移動するしかない。少し移動して再度ラインを送り出しながら水面を眺めていると、出ているラインの途中で反応が出た。反応までは約20ヤード。慌ててラインを巻き取り反応の手前までフライが戻ったところで送り出す。しかし反応しない。そのまま60ヤード出したが反応はない。[何処まで出せば・・」と悩みながら遠くの水面を眺めていると、またしても20ヤード先で反応が少し波立って見難い出た。[手前を狙うかそのまま流すか・・」と悩んだが手前を狙う事にする。また延々ラインを手繰り手前から流す。ちょうどその時下流の土手の上に人影が見えた。4人の親子連れ。水辺に降りない事を祈りながらラインを出す。親子連れは水辺から離れた所を歩きすぐ横まで来て草むらに腰を下ろした。ちょうどその時フライの下流のコイの口が現れた。フライまでの距離は約2mでこちらを向いている。そのまま進めばすぐにフライの処に頭が出るはず。ドラッグを掛けないようにラインを送り出すとフライの処に頭が現れた。「やった〜」1尾目は開始から1時間かかって釣り上げる事が出来た。[親子連れが興味を示すかな?]と様子を見ながらネットに入れたコイを陸に運んだが彼らは全く興味を示さない。よく見ると日本人ではない様だった。採寸し写真を撮ってリリース。同じ立ち位置から下流を狙い今度は40ヤード先で2尾目を釣り上げる事が出来た。1尾目から30分後。コイはすんなり寄ってくる。1尾目は64cmの[少し大きめ]だったが、その引きの具合から見て「それほど大きくはないな」と予測していた最初の大物76cmが取り込んでみるとかなりのサイズ。しかし背骨が変形していて余りきれいな魚体ではない。採寸すると76cm。ちょうど岸辺に人がいるからコイを持った写真を撮ってもらおうと、デジカメをぶら下げて近付き会釈してデジカメを差し出し[写真、とってもらえます?」と日本語で聞いた。外人の奥さんはにこにこ笑いながら日本語で[いいですよ。コイですか?」と聞いてきた。[そうです。これは大型です」と答えながら写真を撮ってもらう。[サンキュー」とお礼を言ってリリースし再び下流狙い。彼らは写真を撮ってくれた後、上流に去って行った。コイの反応はかなり下流に出る。立ち位置を20m位下流に移動しラインを目一杯送り出しながら反応を待つ。風が弱くなり波も弱くなってラインは流れの筋通りに流れ始めたが、時折吹く風で右に流され途中からカーブするので、一度たぐり寄せて流し直す頃にはまた止む。静かになった水面をフライは流れに沿って流れていく。その時60ヤードほど先で元気な反応が出た。60ヤード先に反応がフライは反応の少し手前に在る。そのまま送り出すが反応しないまま通過してしまう。しかしコイはそこにいるらしくフライの手前で反応する。ラインを手繰りコイの手前まで戻して再度ポイントを流す。「来た来た!」フライの右側から水面に頭を出しゆっくり喰い付いてきた。頭が下を向くのを見定めてから大きく合わせると手元に重量感。寄せるのに時間が掛かったがスタイルのいい68cm。それから15分後に62cmを同じポイントで釣り上げたが反応はそれ以後無くなってしまう。3時過ぎでポイントを諦め移動。兵庫橋上をパスして二子橋上流の本流へ。しかし反応がない。そのまま橋桁下に渡渉。橋桁の右側の巻き返しで反応があったが喰い付かせる事が出来ない。橋桁の裏側に回ってみたが反応なし。先週良かった二子ここは反応なし橋下流の下流へ行こうと左岸に戻ってみると兵庫橋からの濁った流れが入り込み下流は絶望的。左岸を諦め右岸に徒渉し橋桁下流の巻き返しの様子を見る。「居た居た」巻き返しと流芯の境で1尾が反応した。流芯側から送り込み20ヤードほど先でヒット。短時間で取り込んでみると68cmだがでっぷり太ったきれいな魚体。日当たりのいいところまで運んでいつもの撮影をして重さを量ると8.0kg。[大きさの割に重いな・・」と思う。ちょうど、橋桁の根元で休憩しているサイクリストが居たので[写真、撮ってもらえます?」とお願いして2枚目の記念撮影(写真Top)。それから50分後、左岸橋桁の下流で6尾目を追加。これはこの日初めての小型で53cm。時間は5時前で少し薄暗くなり始めている。「もう一回流してお仕舞いだな」と思いながら仮設橋に向かって送り出す。最後の流しが60ヤード出たところで右側からゆっくり頭が現れた。距離がありラインの弛み具合が掴めていなかったので少し大きく合わせるとヒット。流れが在るのでなかなか寄ってこない。何とか岸辺まで寄せてもう少しで取り込みという時になってそれがかなりの大物だと判った。出来るだけ流れの緩い岸辺に寄せるがなかなか手元に寄らない久しぶりの82cm。やっと取り込んでみるとずっしりとした重量感。薄暗くなりなじめた中で採寸すると久しぶりの80オーバーで82cm。かなり重かったので重さを量ろうとハカリをネットに掛けて持ち上げた瞬間に[バキッ!」と壊れてしまい計測不能。[と言う事は10キロオーバー?]などと考えながら日没終了。家に帰って壊れたハカリを見ると中のスプリングが錆びて折れていた。かなり長い間使っていたハーディー製のハカリだが限界だったみたいです。スプリングが錆びていたので先の8.0kgも正確ではないかもしれない。しかし50台が1尾、60台が4尾、70台、80台が各1尾で大物がよく釣れたいい1日でした。今年は好調ですね(笑)



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